2020年11月28日土曜日

牛のまなざし。



 旅慣れた人ほど荷物が少なくなる、

毎年、当店を真珠の海にするTEAM EIJIを

定点観察していても頷けます。

一方、イベントを前に付箋が消しては増え、

消しては増え、という状態の自分。(苦笑)

お迎えする側としては難しい状況下ゆえ、

数少ない機会をよりお楽しみいただきたいと

ついつい詰め込み過ぎてしまいがちです。

まあ、ギリギリまでもがいてみることにしましょう。

気持ちのスイッチを入れるとき、ちょっと激しめの

体に沁み込んだ”懐メロ”ロックをよくかけますが、

今朝は久しぶりにこちら、

Pocket Full Of Kryptonite by SPIN DOCTORS

Spin Doctors - Jimmy Olsen's Blues (New Version) - YouTube


ご存じないかと思われますが・・・(笑)

カナダの北の果てで目覚ましに多用していたので

1曲目のギターフレーズとともに現地で買った”最安”

ラジカセと寮の窓からの景色、痛寒い空気などが

シンクロして鮮やかによみがえります。

そのカナダの真冬に経験したもう一つが

ジャージー牛酪農牧場での就労体験。

それが今回ご紹介させていただく

『牛のまなざし』 高田千鶴写真展

へと繋がっております。

1か月くらいの体験程度なので語るのは失礼ですが

初日で既にカナダらしい経験を、なんて軽い気持ちで

来たことを後悔することに(泣)

臭い、

全てがカナダ人仕様でいちいちとんでもなく重い、

(当時は日本人でも華奢なほうでした)

生き物相手で仕事にキリがない、など、

そりゃモー大変でした。(牛だけに)

そもそも東京生まれの東京育ち。

間近で牛を見るなんてことも初めてでしたしね。

それでも何事もそれなりに慣れてしまうもので、

帰りのグレイハウンドバスで自分のあまりの臭さに

気付き、急に恥ずかしくなったり・・・。

無知ゆえに(そもそも草食であることもイマイチ)

怖かった牛たちも様々な表情を見せたり、

性格も違ったり、近くでしかわからないこともあり、

段々と可愛く思えるようになってゆきました。

(日本語誰もわからないので”アホ牛!!”と

呼ぶこともあったことは正直にお伝えします)

その距離感で撮影されているのが高田さんの写真で、

ファインダー越しに牛への愛情が溢れ出ています。

来年が丑年、というのは最後に取って付けました(笑)。

いつか皆様にご紹介したいと思っておりましたので

せっかくの機会、多くの方に観ていただこうと

『牛のまなざし』写真展はほぼ年内いっぱい、

12/22まで展示しております。

朝4時起きで、恐怖の?1日を迎える牧場での

目覚めの曲はギターフレーズなんかでは役不足。

MR. BIGの”COLORADO BULLDOG”1択でした。

Mr. Big - Colorado Bulldog (audio) - YouTube

余談です。


あっ、本日佐賀のJB牧場よりMoury Christmas発表の

”ウシ”さんたちが出発したと連絡がありました。

道中ご安全に!!







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