引き出し

『この絵、姉が好きそうだね』

フェイスブックをチェックしてくれている
叔父から電話をいただき、あまりの
”タイミング”に驚いてしまいました。






姉とは僕の母のことです。






娘たちの手前もあり、いつまでも
食べこぼしをご愛嬌などと
してるわけにもいかないし、（笑）
万事整えてゆくべく今朝から始めた
店のバックヤードの整理。
１番奥には先代、つまり母からの
絵画のストックがかなりあります。




片付けが出来ない人の典型で
久しぶりに作品を確認しようと
見始めてしまい・・・






素晴らしい作品が多く
『もっときちんと作品や作者のこと
聞いておけばよかった!!』
と、今さらながら後悔しました。

実際、話しはしてくれていたのです。
当時は僕の受信アンテナが『圏外』で
さらっと聞き流しておりました。（泣）






母の引き出しは結局ほとんど
開けることが出来なかったようですね。






思えばよき人の示す道は寛容で、
さりげなく大切なことを気づかせてくれる
一方で、
『おとなになってないなあ』とも反省の
雨に打たれる無様な自分もあり。（苦笑）
いろいろ、ありがたいです。






Have a wonderful "SUNNY" weekend!!

from Ted

２５年のお付き合い

夜明けがすっかり遅くなりましたね。
今秋、初めて『寒い』と感じダウンを着て
真っ暗な中、荷捌きをしています。

先日、誕生日を迎えました。
どちらかというとプレゼントを探すことが多く
さりげなくお客様から頂いたプレゼントは
とても嬉しいものです。
日々、慌ただしさに埋没し、どこかかえって
起伏のない生活になりがちですが
温かいお心遣いに出会えることが
小さな店のなによりの楽しみです。
本当にありがとうございました!!

小説などを読むたびに違う発見がある。
と、よく言われます。
が、僕は未体験でした（笑）
以前、子供たちに見せびらかそうと思い
棚の奥から引っ張り出した小中学の通知表。
通信欄に毎年のように書かれていたのが、

『もう少し本を読みましょう』

という文言。
これ、母から時々もらった手紙にも
大人になるまで書かれてました（笑）

国語の成績がいつも優秀な長女に鼻で笑われ
お調子者の次女はすかさず『見てみて～』
と通知表を持ってママのもとへ・・・。

でもこれは事実で、小学校の読書感想文が
本当に苦手で、１行ごとに『そして』『そして』と
書いてましたからね（笑）

そんな僕でも長い付き合いの本が１冊だけ。
茨木のり子さんの詩集です。
高校の卒業アルバムの最終ページ。
全体写真に添えられていたのが

やんちゃだった彼らも・・・

『自分の感受性くらい』

たぶん、卒業生のほとんどは気付いてないと
思われますが・・・。
今年、卒業２５周年の案内が届きましたので
間違いなく４半世紀の付き合いですね。
といっても、年に数度開くかといった程度。
あっ、長女が小さい頃は毎晩の読み聞かせに
使っておりました。次女は可哀そうに
いつもパパが先にかくいびきが子守唄でした。

といって、諳んじられますとかっこよく言えない
のが、なんとも自分の悪いところで、
ボヤーっと覚えている程度と
今朝気付かされました。（泣）

『自分の感受性くらい、
　自分でまもれ
　　ばかものよ』

で終わる最後に今までは叱咤されたいがために
鑑賞してきたように思われますが、
今朝は寧ろ別の部分のことばが共感できる、
というかはじめて理解出来た気がします。

谷あり谷ありの中で良い言葉に出会えるか、は
時に人生を左右すると思います。
そんな時にふと、どこで覚えたのかわからないが
頭の中でこんな詩がよぎったら・・・という数篇を
チョイスして小さい娘に仕込んだパパのいたずら
結末やいかに（笑）

Have a wonderful "SUNNY" weekend!!

from てつし

たとえ、いつ...

red ,black, and. ..A PINK!!
by Eiji Uemura

『パールっておもしろい。』
以前、僕自身が抱いていた
真珠に対する固定概念から
見事に解き放たれた楽しさを
お客様にも...と願い、毎回
店内を真珠の海にするEiji さん。
今回はAkiさんプロデュースで
少し趣向を代えてご案内しております。

red ,black は蒔絵真珠など作品を
イメージする色とともに、『動と静』
エネルギーに満ちた作品、と、
対照的な真珠養殖3代目、生産者としての
上村氏をあらわしています。

A PINK
10月はピンクリボンのイベントが各地で
開催されております。
僕がAki さんと初めてお会いしたのが
昨年のピンクリボンチャリティーパーリィ。
お互い初対面がドレスとタキシードという
なんともロマンティックな体験。
1週間前に突然のご案内があり、慌てて
タキシードを借り、ネットで

『フレンチフルコース　作法』

と検索して臨みましたので、
何を食べたのかも思い出せませんが(笑)

全く場違いな二人でしたが、
『機会を頂き、チャレンジして
本当に良かった。いつかこの体験を
いかしましょう!』

が今回に繋がっております。
野暮な説明が長くなりついでに
Aにはあの大物演歌歌手が由来という
Aki さんのイニシャルも。(笑?)

今回のイベント用に黒檀であしらった
特別なAki collection もご用意。
こちらのcollection をお買い上げの際
一部をピンクリボン基金への寄付金と
させていただきます。

気持ちの良い季節、
是非お立ち寄りください。

Good "SUNNY " day‼
Take your time ,
then gonna be alright ‼

Ted

I'm so proud of you♪♪

一夜で秋になりました。

来週は上村真珠養殖のイベント

『red,black,and...A PINK!!』
10/15～10/17
を予定していて、ＤＭと
７月に養殖場を取材した様子をまとめた
A drop of Hope 　阿曽浦だよりVol.2
制作のため、言葉をまとめる作業が続き、
その勢いのままにブログも、とＰＣを前に
ポチポチしています。

昨日は『親父』の誕生日でした。
今年１０歳になる次女が生まれた年に他界
したのですが、生きていれば８３歳。

『親父』、
『おやじ』、
『オヤジ』

片仮名のイメージで呼んでいたような・・・
小さい頃は『お父さん』と呼んでいました。
いつからオヤジと呼ぶようになったのか、
ふと、考えた。
たぶん、高校か、もう少し後かもしれません。
ある日から呼び方を変えたのか？
違和感はなかったのか？
全く覚えておりませんが自分も大人に
近づいてからと思われます。

『オヤジ』のイメージ。ゴツゴツとした手。
僕の辞書ではそうなってしまうので
家内の父を『オヤジ』とはどうも呼べず、
やはり今でも『お父さん』ですね。

母を『おふくろ』、と呼んだことは１度もなく
『お母さん』でした。

『親父』と呼ばれることには憧れがあります。
出来ればこの漢字のニュアンスがいいですね。

残念ながら娘しかおらず、『パパ』と呼ばれ
最近『中年』などとも・・・（笑）
娘が『親父』と呼ぶのだけは勘弁です!!

『オヤジ』
『お母さん』

声に出してしまうと喉の奥が熱くなりそうな感覚。

娘達がいつの日か『パパ』を思い出す時に
どんな感覚だろう？

『中年』『キモッ』

なんて思い出されないようにしてゆかないと（笑）

Good "SUNNY" day!!

 from Ted