反応。

行きつけのコンビニ、今朝のレジは中国人の男性。
昨日はネパール人。
お互いのコミュニケーションは何語で？
尋ねると日本語とのことでした。
ご両人ともになかなか流暢で感心します。
そして、どちらも僕の顔を見ると先にレジで
コーヒーカップを置いてスタンバイ。（笑）
嬉しくもあり、ちょっと恥ずかしくもあり・・・。

６時到着予定のトラックより少し前に工場へ。
我が多国籍従業員も片付けと来週の段取りを
完璧に終えてくれていて本当に有難い。
文化的な背景も違う彼らとこれまで時間を掛けて
個別のケーススタディを根気よく重ねながら
それを通じて背景にある”考え方”の共有に
ちからを注いできた成果を感じる土曜の朝。


言葉の”オモテ”の意味だけに反応しあう関係性だと
すべて個別に細かく説明しなければならず
なかなかお互いに任せることができなくて
無駄なエネルギーを消耗してしまいがち。
結局は言葉を超えた”気持ち”の部分が大切で
その意味で僕は家でも店でも工場でも
任せられる人達に囲まれ、支えられています。
（相手がどう思われているかはわかりませんが。）

本文とは関係ないです。☺️

数カ月、鞄をずっとご検討されていたお客様が
やっぱり欲しいと、昨夜の閉店時間後に
わざわざ訪ねて下さいました。
様々なタイミングが重なったようですが、
一期一会の出会いを、と原則１点仕入れをしている
店主としては時間を掛けて決められたプロセスが
とても嬉しく、またお応え出来るように頑張ろう、
というエネルギーになります。

ちょっと夜までディスプレイしていたら...
ひとり盛り上がってました。(笑)

Ted

セーフ。

ちょっと、（いや、かなり）入りにくい、と
言われることもあり、せめてもと、なるべく
ドアを開けていますが、この時期は晴れれば強風、風がなければ冬の寒さ。
思うようにいかないものです。

日頃はスウェットで通勤から工場で作業着に、
シャワーを浴びて店の衣装？に着替え、という
”ルーティーン”。

なので久しぶりに着るスーツはいつもサイズが
心配なこの頃、
今回もギリギリセーフでした。（笑）
バリバリ現場仕事をしていた頃は肩まわりが
きつかったのですが、そちらは前よりゆるくなり、
やはりお腹まわりが気になるように・・・
今のサイズに合わせてスーツを新調するのは
どうしても嫌なのでなんとかしないといけません。

ようやく咲き始めた校庭の桜も見納め。
長女、次女と続けて１０年お世話になりました。
１０年か、などと考えながら子供の合唱を聞くと
ちょっとウルッとなりました。
合唱曲には輝かしい未来を歌われていますが
これからの１０年に思いを馳せると、

『また大波小波が次々押し寄せるのだろうな。』

と真っ先に思い浮かぶは夢のない男かも...。
かなり濃いめな１０年でしたからね。(笑)
でも、きっとなんとか乗り越えてゆけるだろう、と
根拠なくとも思えるようになったことは、
案外１０年前より”気持ちは”楽になっているような気がします。
(卒業式前日、10年通う美容院でついに白髪染めの
お誘いも受けるなどの現実には目をつぶりがち）


やりたいこと、よりもすべきこと、
せねばならぬことが優先かつ満載ですが
そのもがきの中でこそ、変わりゆく景色や
新たな出会いが待っていて、１０年後の自分を
どう導いてくれるかは楽しみです。

きっと、あっという間なんだろうと想像がつくのは
やや恐ろしい気がしますが。

Ted

コトブキ。

イチロー選手が引退してしまいました。

僕の視聴履歴からおすすめを紹介する
動画サイト様にいつもイチローさんを薦められ（笑）
何度観たかわからないＷＢＣ決勝の
センター前ヒット～‼️やスーパープレー集なども
ついリピートしてしまいます。

最後の試合となったアスレチックス戦、
第3打席で見逃し三振に倒れた後の表情は
とても引退する選手とは思えませんでした。
偉大な選手だからこそ続けられない”理由”がある
かもしれませんが、今までも周囲から無理だと
思われたことを覆してきたと仰ってましたので、
シレっと、
『５０歳まで現役』を
『５０歳から現役復帰』に変更して欲しい、
と勝手に思っております。
元ロッテのフリオ・フランコも４７歳とかで復帰
してましたので
（そもそも年齢不詳で本当はもっと上という噂も）
その頃もまだ現役のカズさんとのツーショットが
実現したら最高です!!

64歳、バリバリ現役です。

粉吹雪舞う工場でパーリィ。

イチローさんですら続けることは難しいのですから
ちいさな店なんて...それこそ奇跡です。(笑)
（もちろん比較にはなりませんが）

『一気に高みに行こうとすると、
今の自分の状態とギャップがあり過ぎ、
それは続けられないので地道に進むしかない。
前進だけではなく、後退もしながら、
ある時は後退しかない時期も
自分が決めたことを信じてやっていく。
でもそれは正解とは限らず
間違った事を続けてしまっていることもある。
でもそうやって遠回りすることでしか、
本当の自分に出会えない、そんな気がしています』

記者会見の印象的な言葉を一部抜粋させて
いただきました。
"成功者"の言葉が本でも溢れておりますが、
やはり積み重ねから発せられる言葉の重み、
僕にはこちらの方が心に響きます。

上手くいかない時、根拠なく信じられる自分
であることも、壊れずに乗り越えるには案外
必要だったりもしますが、
一方、過信は自分を頑なにさせ、
そもそもの設定が間違っていたりもします。
他者に耳を傾け過ぎても見失ってしまったり。
塩梅が本当にいつまでも難しい。

僕：『きじゅのお祝いをするよ。』
次女：『きじゅ？どう書くの？』
僕：『”き”は”七十七”が”喜”』
次女：『じゃあ、”じゅ”は？』
僕：『ことぶきだよ』
次女：『・・・コトブキ？』
長女：『えっ、知らないの？ヤバ!!』

～寿を紙に書く～

次女『なーんだ、寿司の”す”って言ってよ!!』
長女＆僕『エー!!そうくるか～』

こりゃ、もっと頭を柔らかくしないと（笑）

Ted

春の装い。

早朝の空気が随分やわらかくなりました。
桜の蕾も色づいてきましたね。

確定申告も終わり、ようやくひと段落と
心軽やかになられた方も多いのか、
お久しぶりなお客様もちらほらとご来店。
この季節、気持ちが反映されるのが当店では靴。
まだ肌寒い日も多いのでまずは足元から春色にと
床を靴だらけにする回数も増えてきました。
（笑）
ますます履き心地に改良を加えた新作も
少しずつ入荷しておりますよ!!

無数の分かれ道を辿って現在があるとするなら
いくつか大きな分岐点もあるかと思われます。
僕の場合は苗字が変わり、娘を持ったこと、は
大きなエポックといえましょう。

名元となる実家へ行くのに、当時は勝負服だった
エドモントン・オイラーズ
（白、３９の背番号付き）や
モントリオール・カナディアンズ
（赤）のアイスホッケーユニフォームレプリカで
迎えに行くような輩でしたので、
もし息子を授かれば週末はジャージ生活だったのは
１００％間違いありません。

さすがに娘のパパはそれではまずい、と
ジーンズメイトから卒業して、”超”緊張して入った
都心の路面店も、ベビーカーで連れていった娘が
活発なJKになってしまう間の長いお付き合い。
（決して沢山買うお得意様ではありませんが）
僕の購入履歴を把握している店員さん（2代目）が
春に転職をされるというのでご挨拶に伺いました。
当たり前のように思っていることも変化してゆく、
寂しいときもあります。

自分の引き出しにはないコーディネートの提案に
面白そう、とつい乗せられてしまいイノシシさんの
許可なしで買える（自主規制）２点のつもりが
３点・・・となってしまいがち。
今回もやはり乗せられて１点追加。
（もちろん餞別の意味を込めてです）
鏡の自分は・・・フレディ？（チョビヒゲ期）を
想起するワントーン。しかも白系😂。
それにオモシロシャツ（笑）を追加して
自宅へ届いたら『何これー!!』と
家族からの総攻撃必至なアイテムです（笑）。
上手く着こなせればなかなかだと思いますが
一歩間違えると・・・せっかくの春ですから
どうなるか自分も楽しんでみましょう。

ちょっと高くても５年で減価償却すると考える、
お客様と意見が一致しました。
そんなミニフレディを見かけたら１１０番、
ではなく笑ってやってくださいな。

Ted

リアクション。

まだ早朝は結構寒く、荷捌きは
スパッツとロングのスタジアムコートを着てますが
５時にはだいぶ明るくなってきました。
もうすぐお彼岸ですね。

金曜はすっかり長い立ち話しでお客様らを足留め。
（すみませんでした!!）
その後、工場へ戻り従業員と飲ミュニケーション。
（もう使わないかな？）

１０人程の小さな会社でも、それぞれの家族を
合わせるとそれなりの数になり、
各自の年齢が増すに連れて結構色々な出来事が
起こり微調整を繰り返す。
日々を整え、心も体も余白を残す必要性をより強く
実感しています。
なかなか自分に優しい性格のようですので
ある程度外圧にさらされ反発力で変えてゆく方が
性にはあっているのかもしれません。

こういう時に発生する”ちょっとした変化”には
敏感にリアクションし手を打つことが出来る
引き出しを多く持つことが『ハインリッヒの法則』に陥らない秘訣だと思います。
ここでのアイデアが枯れないことが"現場力"かと。

というわけで、昨夜のメンバーも焼肉食べ放題で
手なずけて？
本日、鋭意対応中。（笑）←昨日
まさか昼食まで...いやいや、ありがとう。

深夜に訪ねた某焼肉チェーンの無煙ロースター、
明らかに以前より火力が弱くなっておりました。
従業員によると焼肉店で火事があったようなので、
もしかしたら、リアクションかもしれませんね。

そうやってコツコツ積み重ねたことも、
一つの大きなミスや過ちで儚くも崩れ去って
しまいますからね。

店でもいいリアクションがあり楽しみです。
そうやってお互いに良い響き合いが出来ると
気持ちよく前に進んでゆけます。

Ted

時。

晴れれば風が強く、春めいているようで肌寒い。
マスク姿がとても多いワネスト。

行きつけのコンビニではいつもカゴ山盛りで
僕がレジに向かうと応援要請ボタンが押されます。
（苦笑）
正直、毎回かなり恥ずかしい。
まさか自分用ではなく、陸の孤島で力仕事をする
従業員のいわば兵站です。
すっかり顔なじみでレジへ行くと何も言わず
コーヒーRのコップを置いてくれる夜勤さん、
（最近外国人バイトさんも置いてくれます）
従業員用とは説明済なのですが、来店時間が
深夜だったり夜明け前だったり不規則なので

『そもそもいったいどんなお仕事を？』
と、ついに聞かれてしまいました。
お客さんが待っているレジで立ち話しとして
さらっと言うのが難しいので
『両親の宿題を片付けております。』
としておきました。

次々入荷する商品を捌きながら
レジでは会計時に
カードお持ちですか？
おはし、ストローつけますか？
おしぼり要りますか？
７００円以上でくじ1枚どうぞ　ｅｔｃ・・・
均質な競争で末端の現場はサービスが増える中
日本語もまだまだな外国人とのオペレーション、
本当に激務だと思います。

決算が終わり、列をなして待っている（笑）
金融機関への提出及び概況説明が続く季節。
社長が長期出張のため今年は番頭？が
その任についております。
残念ながら”オール５”の通知表でない場合は
それなりの説明が求められます。
”かつおくん並み”に陥った場合には・・・
波平さんの一喝で済む方がラクだと思います。
（苦笑）

もっとも、最終的には経過は排除された
”Ｍｒ．コンピューター様”によるスコア分け、
となってしまうようですが。
コンピューター様にも厳しめだったり
優しめだったり個体差があれば面白いですね。

忘れるはずもない”あの日”から８年。
あの時リスケした借入の返済が続いている、
間もなく完済するという経営者もおられるかと。
先も全く見通せない中、被災地のみならず
それぞれが知恵を出し合い

”今、出来ること”

から、１つ１つ乗り越えてきたこれまで。
僕自身はまだまだ次々押し寄せてきていますが
幼稚園だった次女も今春小学校卒業。

時を止めることは出来ないけれど
時に身を任せられることもまた有難い、と
自分に言い聞かせてみたり。

Ted

想定外。

昨夜、自宅の階でエレベーターの扉が開いたところ
母娘の”ご家族”が待っていて、
～こんなご家族も同じ階に住んでるんだ～
と、思いながら、『こんばんわ』と”ご挨拶”。

自分の家族でした（笑）。

勿論、わずか数秒の出来事ですが・・・
まさかの事態に我ながら大笑い。

しばらく会っていないわけではなく、
お出掛け着でエレベーターを待っている家族を
全く想定していなかったから、ですよね？

ちなみに長女も釣られて僕に会釈してました（笑）。

ほぼ徹夜で期末試験を終えたばかりの長女も
きっと、ぼーっとしていたのでしょう。

”想定外”

笑いのエッセンスとしては最高ですが、
日々においては慌てる事態を招きがち。

お客様からの想定外の質問に内心大汗、
なんてことも・・・。

”想定外”を減らす方法は経験を増やすこと、
ですかね。

懐かしめなデッキシューズは想像以上に◎。

商品のご説明であれば、やはり実際に手に取る、
身に着けてみる、
（スタッフは開店前の暗い店内で
毎日洋服全て試着しておりますので、
秘密の時間はドアに鍵が掛っていますこと
ご了承くださいね!!）

前後、表裏、角度を変えて眺めてみる。

と、ここまでは当たり前の準備。
そこにどれだけ実体験も加味されるか？
せっかく1点1点仕入れているわけですから
なるべく上辺にならないようにしたいものです。

そんな準備をしているつもりでも
シトシト雨が降ったり、
晴れたと思えば北風ピューピュー、で
お客様もぱったり、などはお店あるあるの
”想定内”（苦笑）。

『それでも飽くことなく積み重ねるのが
”あきない”なのよ。』

と、大山時代、近所のだんご屋女将さんに
あちらは仕込み、こちらは店いじりで
迎えた明け方に諭され、納得したものです。

昨夜は我が家では珍しい、平日夜からのお出掛け。
週休２日の生き方を知らぬ僕は今さらながら
金曜夜の賑わいを体感し、とても新鮮でした。
家内もOL時代の銀座の夜を思い出したようです。
（詳しくはあえて聞きません）
いつものようにディスプレイのヒントも
いくつか仕入れてきました。
（笑）

Tomorrow never knows.

おそらくそもそもが整っていないせいで、
朝令暮改ならぬ朝礼朝改も当たり前な日々を
常にポジティブに、と言えればカッコいいですが
自ら播いた種ながらナイーブになることも・・・

『今を一生懸命に!!』

講演会で拝聴した元ジャパネット高田社長の
甲高い声が響きます。

Have a wonderful weekend!!

Ted

漬物石。

３月。
仕事でも学校と同じ４月が新年度という方には
４月に気分を変えて新しいことに挑戦しよう!!
という気持ちになることが多いのでしょうか？

"Must do something by the end of February"

もう何十年もこの”漬物石”と付き合い、
寒さも合わさりなんとなく重～い気持ちのまま
過ごしがちな２月を兎にも角にも越えて？迎える
３月は一層、前に向かって進みたくなる季節。

時々報告すべきことがあり義父にメールしますが
頭脳明晰な返信はいつも核心を突かれ
（ちょっと怖く）
心臓バクバクしながらメールを開けております。（苦笑）
本当のこと、は突き刺さります。
僕より遥かに自分に厳しく、日々をコツコツと
積み重ねてきた年輪が言葉を深くさせます。
僕よりタメになるおじいちゃんの言葉。
娘達のカリスマです（笑）。

日々、コツコツと、
あらゆることの”コツ”ですよね。
これが出来れば晴れて漬物石ともオサラバ、
従業員にも嘯いたりしておりますが自分には甘く
これがなかなか上手く出来ない。
諦めが悪いところはあるのに...。

日記も見事に最初の３ページ、という
３日坊主にもすっかり年輪が刻まれてしまっており
変えてゆくのも時間がかかりそうですが
一歩一歩やってみよう、と思えるのも３月。
さて、どうなるでしょうか・・・。

昔からやりがいを見出すとコツコツ研究し
もの凄い集中力を発揮した我が”一歩”兄。
アスリートとしてたぶん根性論の先に到達しないと
フィニッシュ出来ないであろうと思われる、
スイム5km バイク180km、最後にフルマラソンのアイアンマンレースに本日参戦。
ちょっとした無駄や非効率な運動がすべて蓄積され
ダメージになってゆく”コツコツの極み”のレースは
自分との戦いでまさに兄貴向き。
同じ兄弟でも標準装備は違うものです。


Good luck!!

Have a wonderful weekend!!

Ted