早い梅雨明けからいきなり暑さMAX。
ヒーター数台が稼働するのでこの暑さでも
従業員が”涼み”に外へ出る工場内はサウナ状態。
50℃を超え危険水域となり昼間に一度ストップ。
年間最困難期が前倒されるのキツいです。
この時のために日頃からなるべく手数を減らす工夫や
何よりお互いの呼吸とタイミングを合わせるよう
伝えているつもりですが・・・。
作るものに違いあれど、製造業では”現場”が
商品に表れる。
自分の工場でも、店で扱う商品を通じても
つくづく感じます。
6年前、僕の店主人生で最も難しい状況の中、
まさに藁をもすがる思いで微かな希望の光が射す
佐賀のジャンボさんまで無理な相談に訪ねました。
その際、工場も拝見させていただき、
温かい雰囲気に包まれていることがとても印象的で
店でお客様に”優しい靴です”と紹介してきたルーツを
垣間見た気がして、”現場が商品に表れる”を実感、
以来、自信をもって優しい靴とご案内しております。
そして、こちらの片想いではございますが(あっ)
勝手ながら当店の靴部門はジャンボさん1社で、
と決めております。
そのジャンボさんは
”足に優しく、人に優しい”靴
と掲げられておりますが、
僕は若干勝手な解釈を加え、
”優しい人たちが作る、足にも優しい”靴
と、実感を込めたアツめな語りになっているかと・・・
(笑)
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その工場が困難な状況であるとなれば、
誠に微力ながらもお力になれればと思い、
『鹿革靴プロジェクト』のポスターを
店内にも貼らせていただきました。
是非ご一読下さい。
余談ながら、”僕の”困難な状況は
ジャンボさんのご協力とお客様の寛大なご理解、
そして”佐賀”がキーワードとなり
結果としては素晴らしい奇跡的な
”世界に1足のシューズ”としてお届することが出来、
『困難から目を逸らしたり、責任転嫁しない』
という苦くも貴重な教訓を学ばせていただき、
生涯忘れえぬ大切な思い出となっております。