2019年12月29日日曜日

1%

お客様とご挨拶を交わすうちになんとなく
自分自身も気持ちが”お休みモード”に。
まだまだやらねばならぬこともありながら
そこから目をそらし”間引き運転”でフラフラと
テープにたどりつく(苦笑)。

自然の作りなす芸術、宝石と職人技の融合が
足し算ではなく掛け算となり唯一無二となる、
ハンドクラフトジュエリーの魅力を具現化する
作品を25年の時を経て復刻出来たことは、
間違いなく当店のハイライトの1つ。

『ツバメリング』




あらためてジュエリーとは?
を問い直すきっかけを与えていただきました。

ベルカテナ年末最後の仕事はウインドウの
お正月ディスプレイ。
最後の最後にやはり花を添えたくなり、
急遽”お向かい”リココさんに今年最後のお願い。

どーんと大きな芍薬に決め、リココさんがサッと
アレンジしてとてもいい迎春ディスプレイに。
最後まで急なお願いですみませんでした。

工場でも先代がよく通った店で恒例の納会。
数えると4回目となった従業員の表彰。
もともと従業員の記念すべき海外事業開拓を
応援すべく始めたこの行事。
あの頃と比べ従業員の引き出しがどれだけ増えたか?
小さな会社の成長度はそれと密接にリンクするかな、
受賞歴を振り返りながら感じております。
結局は自発的な動きに期待するしかない事ですが
そこへのアプローチと試行錯誤こそマネジメント側の
学ぶべきところ。来年に向けた”餅ベーション”を発表し
みんなの反応を楽しみに待つことにしました。

”踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損”

最初から100%を目指さず、1%でも進める
”何とかしたい”という気持ちが宿るかどうか、
それこそが1丁目1番地。
1%の前進さえもはじめはかえって手間が増え、
マイナスに感じることのほうが多い。
そこで人に安易に委ねず、もがき、あがいてみる。

来年は現場のあちこちで従業員が考え事をして
難しい顔をしている風景を見てみたい。
そうなると、来年の表彰選考時期に資金繰りも含め
こちらが難しい顔になることに・・・(笑)
そういう嬉しい悲鳴なら大歓迎です。

我が家も変化の多かった1年。
それぞれの個性を活かす機会に恵まれ、
向き合うことで得られた経験と喜びは
次へのたしかな一歩へとなりそうです。

我が家のムードメーカー作



2019年12月26日木曜日

リース。

冬は東京の気温から更にマイナス2~3℃の工場。
そういえば今冬、まだ水道凍結がゼロ。
今のところ暖かい冬といえるかもしれません。

久しぶりの『右肩脱臼ゼロイヤー』達成寸前に、
サンダルで慌てて走り、バランスを崩し『ボコッ』
痛みでそのままひっくり返り頭も強打。(泣)
自分なりに気をつけているつもりだけに
毎回、心の痛みも伴います。(苦笑)

新年を迎える年末はなにかと慌ただしいことに加え
会社の決算期でもあるので、締め作業と同時に
来期への取り組みなども考えねばならず、
能力オーバーで頭を真っ白にしたくなります。
随分長いことそんな年末を迎えておきながら
なかなかスマートに処理出来ないものです。
ありゃ、O脚まで。

今も昔も色々な意味で自転車操業ですが(笑)
昔の自転車操業を支えてくれた取引先の担当者より
かわいい手作りリースが届きました。
ご退職されてからかなりの年月が経ちましたが
様々なことを乗り越えられたご様子が
なんとなくリースに宿っているようで、
覚えていて下さったことも含め、
とても嬉しいクリスマスプレゼントでした。

先代の父と僕がお電話するときは
決まって原料が足りないと無理な相談。
当日に泣きついて、僕が4tトラックを走らせる。
時にはなんとかしてくれるだろうと
先にトラックを走らせていたり。(笑)
そんな親子を軽妙に優しく受け止めて下さいました。
わずか?20年位前ですが、今の時代には
ちょっと考えられない関係性でした。

『すいませーん』

電話口で言いながらも楽しそうな父と、
懐かしい思い出と、
かわいいリースが運んでくれたクリスマス。


2019年12月23日月曜日

タイミング。

『今日はお休みでしょう?』

前夜のスケート観戦で気分はスケーター、
私をリンクへ連れてってオーラの
次女を置きワネストへ。

ドアを開けていると足元からひんやりと
さすがに底冷えする冬至。

ワネストのプリンスが僕を見ていきなり、

『あっ、やすみくん』(2歳)

いたずらっぽい(けどかわいい)ニヤリで
馴染みの店内を物色してワネスト散歩へと。

居合わせたお客様と大笑いして、
雑貨からシューズ、ジュエリーまで店主の熱い
フルコースにお付き合いいただき、おかげで
前夜のアルコール漬けが(笑)発散され
ウチらしさを楽しんだクリスマス前の日曜日。

例の...

"例の"お引き換えもクリスマスプレゼントに
ぴったりなタイミングでご案内出来ました。
何事もタイミングは大事ですからね。(笑)

あの時ああすれば、も沢山ありますが
あの時があったから、と思えることは
前進への拠り所を与えてくれます。

例えば自分で考える、ということ。
与えられた環境で最善を尽くすこと、
責任と向き合うこと、など、
自分にとって大切なことを学んだ先輩や仲間と
人生の難しい時期をその後の礎へと導いて
くださった恩師を囲んで楽しいひととき。
レジェンドの元へ35年ぶりに戻ったユニフォーム

格別でした。













2019年12月18日水曜日

葉っぱ。

冬至間近の暗闇早朝荷捌きは完全防寒。
ドアをノックし起こされる運転手も寝起きに
寒い中で作業は結構辛い。
茨城、兵庫、そして遠く山口からは1泊2日。
運送業界は慢性的な人手不足と聞きますが
仕入先のメーカーも合理化で雑務を減らし
今まで比較的サッと捌けた荷物が1番煩雑になったり
今年は随分様変わりしました。
ある種便利屋稼業のちいさな会社はこのひと手間を
出来るか否かが生き残る鍵のひとつではありますが
受け身になり過ぎてもお互いのためにならないので
もう一つ先の解決も図らねば、と考えております。
末席に加わるプラスチックリサイクルの現場は今、
大きな転換期を迎えています。(私見ですが)
例えば皆様も沢山排出しているPETボトルなども
国内での再利用はごくわずか。
ほとんどは中国が受け皿となっておりました。
ところが昨年、中国が突如、全ての受け入れを拒否。
世界中で廃プラの行き場が無くなり、
実はかなり深刻な状態が続いております。
モノが余る→価格が下がる→仕事にならないという
完全に負のスパイラルに陥るのが市場原理。
一方で増え続ける排出量。難しい状況です。
今まで中国に押しつけてきたのも事実ですので
もう一度考え直す時が来ております。

お客様とも今年を振り返る季節となりました。

大けが、大病など健康のこと、
あるいはご家族のこと・・・
ただ慌ただしく過ぎるようで、一人ひとりの物語は
実に起伏に富んでいることに驚かされます。

今年は特に難しい時を過ごされた方が多く感じます。
新年を迎えることで気分一新となればいいですね。


『ベルカテナのクリスマス』

皆様の気分転換になれば、と
自分自身の挑戦も含め、
Karamatsu Bakeryさんに素敵な色を添えていただき
ちょっとだけ初のパーティー形式を試みました。
(急に決めるもので関係者の皆様すみませんでした)
反省し、既に来年の日程を決めましたので
こちらも関係者の皆様宜しくお願いします!!

まるで川に浮かぶ葉っぱのような小さな店。
激流の水面にひらひらと落ちたことを悔やむより
浮かび、沈みながらも流され続け、いつか、
悠々たる流れの中で遊んでみたいものです。
(笑)



2019年12月11日水曜日

つづく。

2年目の『ベルカテナのクリスマス』。
せっかく準備したのに初日はあいにくの天気
と思いきや予想を上回るご来場のため、
終了後慌てて賞品を追加しました。(笑)
2日間でのべ100名もお立ち寄り下さり、
おかげさまで意義深い時間となりました。



『ありがとー』
とぬいぐるみをぎゅっと抱きしめながら
言ってくれるちっちゃい子たち、
『ウォー!!!』
とガッツポーズと雄叫びを上げる小学生も。

ご自身では手に取らない『赤』も
実はとても良くお似合いで年末のパーティーへ
鏡の前でイメージを膨らませ、
何度もポーズを変えてみたり、
『見て見て‼️』
とワネスト内を触れ歩く方もちらほらと。
39

セレクト側のスタッフも賞品番号39を
ちょっと豪華に感謝と遊び心を加えてみたり、
昨年を知る人の多くは"あの賞品"を楽しみに、
など、皆様が快くスヌーピーへ募金を
預けて下さいました。
昨年同様美しい字のお手紙とともに遠方より
心を寄せて頂きこちらもスヌーピーが
預からせていただきました。
本当にありがとうございます。
今年もありがとうございました。

総額なんと、
90,380円

NPO法人ゆめ・風基金に皆様の温かい心を
届けさせていただきましたこと、
謹んでご報告致します。

2日目"宴"では見て、食べて美しい
カラマツベーカリーさんのフードや
ワネスト内Yuriaさん、あかねやさんも
ドリンクの提供をしてくださり、
クロージングでは福島から駆けつけた
ミーワムーラさんが素敵なライブを披露、
ワネストイチアクティブな女性は早くも
来年のクリスマスに再びお呼びするための
妄想を始めていたり。(笑)

彩り豊かなカラマツベーカリーさんのフードて会話も弾みました。



4th アルバムリリースしたばかりのミーワムーラさんがクロージングライブ。

ちいさな店のわがままにお付き合いいただいた
ばかりでなく、そこに新たな出会いが生まれ、
望外の喜びです。
お忙しいところご来場された皆様にとっても
楽しいひとときであったことを願いつつ。
また、今回は取引先様からも素敵なお心添えを
賜りました。
厚く御礼申し上げます。

来年へと『つづく。』
あれっ、どこかのイベントでみたような⁉️
(笑)
あっ、もちろん今年もクリスマスは続きます。









2019年12月6日金曜日

ベルカテナのクリスマス

今週末に開催させていただきます

『ベルカテナのクリスマス』。

Karamatsu Bakeryさんがフードメニューを
綺麗なスケッチでご案内してくださり、
いよいよ感が出てまいりました。(笑)
ひとつだけ、あるメニューを

『チョコマーブルで!!』

と懇願し、スタッフにも呆れられる店主。(笑)

フードは日曜日14時頃からご案内予定です。
こちらもどうぞお楽しみに!!

バタバタと最終準備をしているところ、
最高気温5℃で雨か雪、などと無情な予報。
寒い週末となりそうです。
是非暖かい服装でお立ち寄り下さい。

ある種、”勢い”でスタートした昨年。
少し、いやかなり背伸びをしておりますが
(苦笑)
そんな僕をいつも温かく見守ってくれる

ジュエリー工房ヴィジェさん
Eiji Uemuraさん

より、皆様のために、と
スペシャルチャリティアイテムを
お預かりしました。
もちろん、こちらはチャリティくじ当選番号

”ひとケタ”

に急遽加えさせていただきました。
そして当店ウワサの(笑)
グレイヘアースタッフ監修の
お洋服も今回はご用意させていただきました。
こちらは30番台となっております。
スタッフから39=サンキューの心を込め
もしかしたらとびきり店主が目を覆う
値札のものかも??(笑)

ワネストのあかねyaさん、YURIAさんも
ドリンク提供など様々なお心添えもいただき
リココさんも急遽、イベントとリンクした
ワークショップ開催。

おかげさまで昨年よりも大きな心を
お届け出来るかな?
と、心強く思っております。
お客様に、主催者、協賛していただく皆様にも
心温まるチャリティイベントになるよう
頑張りますのでどうぞお立ち寄り下さい!!

後先考えず”今”を見つめるとやや狂を発し

『えーい、やってしまえ。』

先代から最も色濃く継承”してしまったのかも
しれません。
(苦笑)

師走の一番忙しい時期にふと、
あの時、姿を思いそっと心を寄せてくれる。
そんな人に巡り会えた母はやはり幸せと思う
命日。

達筆な彼女が副作用のため震える文字で
手帳に書き残した最後の言葉。
筆跡にみなぎる何かを遺したいという意志。


私が行ってしまい
きみがここに残ったら
知ってほしい
見えない薄いヴェールの向こうで
ちがう法にしたがって
私が生き続けているということを


きみには見えない
だから信じるんだ
私は待っている
たがいに気づき
ともにふたたび天駆けるときを
それまで君には君の人生を
思い切り生きてほしい
私が必要になったら
心の中で私の名前を
ささやくだけでよい


私はそこにいる


~コリーン・ヒッチコック~



2019年12月4日水曜日

清水の・・・

昨日の午前、1年に3回目となる突然の
携帯画面ブラックアウト。
電源が入らなくなり、こうなると復元不可。
1ヶ月で再び起こるとはさすがに想定せず
更に色々わからなくなり、実際ある意味、

”何がわからないかもわからない”

状態かもしれません。(泣)

♪どうにもならないことなんて
 どうにでもなっていいこと♪ 
byブルーハーツ

言い聞かせながら便利さの対価として
バックアップはもう少しマメにしておかねば
と、反省もしておりますが・・・。

代用機に入った初ショートメールは無情にも?
トラックドライバーからの
”朝5時に行きます。”
まあ、彼も先約がいて待たされた訳ですが。
(苦笑)

携帯といえば、先日見知らぬ番号の着信があり

『大塚 哲志(旧姓)さんですか?』

と、久しぶりの呼ばれ方にドキッとしつつも
なんとなく聞き覚えのある話し方。
名前を聞いて、かつて清水杯を掛けて戦った(笑)
高校サッカー部の後輩と判明。
清水杯

その時の顔を思い出しながら話してましたが
きっとお互い街ですれ違ってもわからない
のでしょうね。
OB会前の絶妙なタイミングで繋がり、
何十年ぶりかの再会となりそうです。
扉を開けると

扉を開けていただけましたか?

”ベルカテナのクリスマス”

昨年に続き2回目となります。
以前、取引先からチャンスを頂いて
タキシードで参加した
GALA CHARITY  PARTY にヒントを得て
(清水の舞台から・・・のような)
ちょっと背伸びをして今年も去年に負けない
豪華な賞品を用意しております。

有難いことに今年は僕の勝手な振る舞いに
賛同してくださる取引先様より
皆様へのスペシャルプレゼントも加わり、
豪華さもパワーアップしておりますので、
皆様も是非お楽しみください!!

チャリティくじは1口1,000円~です。
今年も全額
『NPO法人 ゆめ風基金』
https://yumekazek.com

への寄付金として、
被災障害者へすぐに、そのまま届ける、という
活動の一助となれば、と考えております。
差し入れまで。

夏休みの宿題は8月31日の夜に
"やっつける"タイプ。
快く協力して下さるワネスト長屋の皆様が
僕より心配してくれて申し訳ないのですが
頑張ります。