2016年12月30日金曜日

娘のプレゼントに洋服を。

最近雑誌セブンティーンを買うなどして
オシャレに目覚めてきたのでさすがに
独断で買うわけにもいかず、娘に
これは、と思うものを写メするも悉く

『却下』

ややかわいめをチョイスしてみましたが
やはりどうやらシンプルでちょっと大人、
が欲しいようなのでこちらの視点を変えて
チョイス。あえて写メをせずに持ちかえり
渡してみると...
OKが出ました。(笑)
無地でオフホワイトのニットはよく見ると
お店のメインディスプレイのマネキンが
着ている”ドおもて”の商品でした。

ほかにないものを、と、つい探してしまう
癖がつき、たくさん積まれている商品に
目がゆかなくなってしまっている自分を
少し反省しつつも、
『お嬢さんの服を探すパパ素敵です』
という”営業トーク”もちょっと嬉しい。(笑)

今年の初めには想像し得なかった
変化を経て迎えた年の瀬。
幾つかの忘れ得ぬ出来事から大切なこと、
大切にしたい『心』を教わりました。
本当におかげさまです。

かぼちゃを焦がしていたあの頃と
まったく変わらない自分でしたが
少し、見える景色が変わったように
思われます。


新年を迎える前にお渡しできたこと、
本当に嬉しく思います。

よいお年をお迎えください。
安味 哲志



2016年12月20日火曜日

分水嶺

『名前の由来は?』
学校の宿題で長女からの質問。

名前を決めることは
親として最初の仕事。
我が子への期待や願望、様々な思いを
込めています。
子供に背負わせてしまう親の責任を
意識して字画など関係ないと思いつつも
悪いよりは・・・などと熟慮を重ねたことも
親になる初めの一歩でした。

日曜日は久しぶりのサッカー観戦(TV)。
鹿島アントラーズの戦いは見事でした。
銀河系軍団を相手に胸を借りるなんて
気持ちの全くない静かで強い顔つき。
1人1人が鹿島アントラーズの歴史を背負い
受け継がれてきた背番号の重みを背負い
最後まで表情が変わらなかったことに
覚悟が漲っていて、だからこその
美しい試合でした。

次元は全く違いますが(笑)
ちいさい店、ちいさな会社の運営では
今までに何度か自分のあり方が問われる
場面がありました。慌て、怖れ、
逃げ出したい、毎回グラグラ揺れます(笑)

そんな気持ちはもちろん抱え込んだまま、
『背負ってみる』
と、そこから学ぶことのいかに多いことか・・・

振り返ればその時ひとつひとつに
どう向き合ったか?が分水嶺のようでもある。
いつも背中を押してくれる大人がいてくれた
ことが何よりの財産です。

それぞれの想いが繋がった忘れ得ぬ靴。
完成とともに新たな人の繋がり出来ることが
今から楽しみです。

娘にはLINEで親の思いを綴り、最後は
『自分の名前は好きかな?』の疑問文に・・・

すきだよ。

となぜかひらがなで(笑)

Good day!!
Ted

2016年12月6日火曜日

12月6日。

師走と呼ぶにふさわしく、毎年この時期は
なにかと慌ただしい。しなければならない
ことが増えるのも事実ですが、
ゆく年を振り返り、出来なかったことを
多く数えて、どこか気忙しくなるところも
あるような気がします。
当然ながら今年も出来なかったことは
例年通り。意志の弱さに呆れることも
相変わらず。
でも少しだけ、例年通りでない『継続』。
その中からいくつかの学びがありました。

お客様には営業開始時間の遅れなどで
ご迷惑をお掛けすることも多く、本質的に
どうか、というところですが、やはり毎日
店に立つことで多くの気付きがありました。
確かに継続の中から見出せるものが
ありますよね。
でも、『継続する』ことよりも
『継続させていただける』ことの有難さ、
当たり前のことなのかもしれませんが
この歳になって(笑)漸くこの意味を
深く噛みしめています。
様々な状況の中で足を運んで下さる
お客様の存在は本当に有難く、
従業員の理解や元気で支えてくれる家族、
ちいさな取引にもかかわらず心ある
協力をして下さる取引先など、
あらゆる状況がまさに
『おかげさま』です。
いたずらな妖精ニッセらしく、という叔父様の曖昧かつ無茶な提案に
姪が見事な答えを届けてくれました!!可愛いでしょう?
 

店内に隠れているニッセを全員見つけたら
なにかいいことありますよ!!


定休日の水曜に開催している
『布絵教室』も生徒さんが増えて
毎回楽しんでおられるようですし、
『フェイシャルエステ』もリピーターさんが
増えてまいりました。
女性が輝く空間を・・・などとぼんやり
考えていたことも『おかげさま』で
一歩踏み出せたところです。

自分の色を出していこうと肩肘張って
きたのかもしれませんが、そこから
導き出される答えが悉く先代、
母が既に通った道であることが
あまりに多く、思わず苦笑い。
でも、それが残念だとは思わない。

いろいろなこと、の中から少しまっすぐな
気持ちで迎えられた母の命日。

生前、抗がん剤の副作用の震える手で
手帳に書かれていた詩。

”私が行ってしまい

きみがここに残ったら

知ってほしい

見えない薄いヴェールの向こうで

ちがう法にしたがって

私が生きつづけているということを

 

きみには見えない

だから信じるんだ

私は待っている

たがいに気づき

ともにふたたび天駆けるときを

それまで君には君の人生を

思い切り生きてほしい

私が必要になったら

心の中で私の名前を

ささやくだけでよい

   私はそこにいる”
 
by コリーン ヒッチコック
 
Good day!!
Ted

2016年12月3日土曜日

行ってみる。

先週日曜日は高校卒業25周年の同窓会。
お休みをいただきました。

駅を出て、通った道を辿ると当時の面影は
全く無くなく、過ぎし日の長さを感じました。
高3の時に建て替えし新校舎と呼んでいた
建物も当然ながら古くなり、
よくサッカー部で奉仕活動(笑)をした銀杏も
少なくなって・・・案外当時を思い出せない
もので。やはり25年なんですね(笑)
木のベンチを懐かしむ人は多く、それぞれ
青春のスパイスが詰まっているようで・・・(笑)

同窓会の前に増上寺の『ミャンマー祭り』へ。
毎夏、軽井沢のアトリエにお邪魔し、
静かな森の中でおいしい紅茶を頂きつつ
写真などの貴重なお話しを伺い僕の夏に
少し大人になった?彩りを添えていただく
写真家の方より、今夏購入した写真が
最優秀賞に選ばれた、というご案内に
誘われて行ってきました。




受賞作。僕の撮影が下手ですみません。


『そこへ行かなければ作品にならない。』

当たり前ですが、これが写真の魅力かと。
奇跡です。

こちらの作品にも、
ミャンマー民主選挙直後の訪問で
ビザ申請の状況が読めず、ツーリストで
現地へ赴いたのでコンパクトカメラで撮影。
空港から現地へは悪路のバスに揺られ2日。
などを厭わずに現地へ行き、そこに
気象条件なども絡むストーリーがあり、
そんなお話しを伺いながらゆっくり作品を
鑑賞するのはとても味わい深いものです。

ご夫婦でアメリカの取材旅行中も、

『ハイウエイから遠くに気になるものが
見えると遠回りでも必ずそこへ行きます。
ほとんどが残念な結果ですけどね』
とほほ笑む。

行こうかどうしようか?と迷うとつい
ご夫婦の姿勢が頭をよぎるもので
わずか2時間のために遠方まで
行ってしまったり・・・(苦笑)

でも、やはりそんな時には素敵な出会いが
待っていたりするものです。

Have a wonderful weekend!!
Ted