最上級。
1ヶ月以上続いた長い雨のトンネルを抜け、 ようやく爽やかな秋晴れとなりました。 トンネルを抜けた先に待つ景色。 どんな美しい景色が広がるのだろう、 それが初めての道では尚更、期待を抱かせる。 14年前、初の上村氏個展開催を直前にして 不安を少しでも取り除ければという 淡い期待とともにナビを上村真珠養殖の所在地、 ”阿曽浦”にセットし、 片道700kmの弾丸ツアーへ車を走らせた。 高速を降り、海岸までの一本道を走ること1時間。 最後の暗く、長い片側一車線のトンネルを抜けたら 眼前には海が広がっているものと想像していた。 ところが、トンネルを抜けてもまだ山の中。 その後、さらに断崖絶壁の峠道を下り、 ようやく阿曽浦へとたどり着いた。 今ではその立地こそが美しい真珠を生み出す条件と 理解できるようになったが、 ドラマチックな何か、をどこか期待して 夜中に車を走らせた僕としては、あまりの静寂さに 『現実はそんなに甘くないか・・・』 という苦々しさの中で帰路についた記憶がある。 でも、少なくとも現地を訪れたということを ”アツい想い” と好意的に受け止めて下さった上村氏。 ”その一歩”は間違いなく、 その後に起きた様々な局面で、とにかく”一歩”、 足を出してみる勇気を与えてくれた。 WAnestへ移転しお客様がほぼゼロだった頃も、 コロナ禍の厳しい状況の時も毎回、 阿曽浦から荷物もアイデアも満載にして、 ベルカテナの長いトンネルの先の微かな光を信じ 毎回素晴らしい空間に作り続けてくださいました。 僕としてはせめてお客様に 『パールっておもしろい』と 思っていただけるよう願いを込め、 DMを作ってまいりました。 今回は今までの積み重ねてきた思いをぎゅっと、 最上級に詰め込みお届けしたい、という 僕の意気込みを表し パールの最上級”The Pearlest” (造語です) というタイトルにさせていただきました。 音楽のベスト盤というイメージも重なり、 DMはEPレコードジャケットと同サイズとし 過去のDMを重ねたデザインとなっております。 その”過去”をビリリ破いたところに配した今回の The Pearlest 説明は野暮ったいですがそんなイメージです。(笑) ならば、とご案内はレコードのライナーノーツ風. ここまできたらとレコードまで作りました。(笑) そのこだわり?...


