2018年12月31日月曜日

大晦日。

楽しみにしていた『ボヘミアンラプソディ』
クイーンを知らない長女が付き合ってくれ 
一緒に観てきました。
兄の影響で聴き始め、何十年と繰り返し
聴き続けている楽曲も様々な葛藤から
生み出されたという背景が加わり、
新鮮な気持ちでアルバムを聴き直す年末です。

大晦日、年を越す、という感覚。
日本独特かもしれません。
若い頃、酷寒のカナダで迎えた新年や
兄の住む夏のニュージーランドのそれも

『ハッピーニューイヤー!!ヒューヒュー』
の後は案外あっさりしていました。

ご縁のある台湾も
(旧正月は盛大のようですが)
仕事は2日からなので、工場の社長である兄は
スタートに備え台湾での年越しとなります。

他の国はわかりませんので狭い見解ですし
やや内向きかもしれませんが、
大掃除や年賀状など、慌ただしく煩わしい
部分も含め”年を越す”ことが年輪のようで
気持ちも新たにリセットが出来るお正月、
自分には大切な儀式です。


去年と比べ今年はどうだったか、
来年はどうしてゆきたいか、

ちいさな店と工場はどちらも決算期なので
強制的に”結果”を振り返る苦手な作業が
待ち受けています。(苦笑)
"結果"は事実として受け止めねばなりませんが
もう過去です、と開き直る図々しさもないと
おそらく身が持ちません。(笑)

走り出す前に少し立ち止まり整理する時間。
現実は毎年同じような反省の繰り返しや、
未来の予測もつかないことなのですが、
あたふたする日常の”プロセス”については、
自分を受け入れつつも工夫を重ねてゆけば
それなりに積み重なりいつの間にか
見えてくるものもあるようです。 

積み重ねること、 
積み重ね方の大切さをより深く学んだ一年。
善きご縁にも多く恵まれました。

迎える年も良いこと、難しいこと、
折々を素直に感じてゆきたい、
と独り言ですが思っております。

皆様にも実り多き一年となりますよう
心よりお祈り申し上げます。

ベルカテナ
安味 哲志


2018年12月29日土曜日

仕事納め。

昨日は仕事納め、
のつもりが自分のケアレスミスから
工場へ戻りサッと事務作業して帰る、
のつもりも、人のいない寒い事務所を温めて
いる間に充電切れして・・・ZZZ
なんという始末の悪さ(泣)。


ちょうど仕事納めの素晴らしいタイミングで
生まれてくれた長女には半分眠りながら
おめでとうのメッセージだけは送りましたが。


もっとも、長女も友人との楽しい誕生日を
過ごしていて、様子はSNSでチェック。
当然ですがもはや父親の出る幕もないようで、
嬉しいやら少し寂しいやら。


午前の部?、工場も仕事納め。
例年以上の過酷な暑さなど、
本当に様々な出来事に見舞われた一年。
ひとまず全員元気でよし、としましょう。


小さな所帯ですので従業員一人ひとりの力に
依るところ大きく、
言い換えれば各自が変えてゆける、
とも言えます。
とてもニッチな汚れ仕事をしておりますが、
どんな仕事でも他人事とせず向き合ってみる。そこから課題も生まれる。
解決しようとする意志さえあれば、
そこに大きな学びや
素晴らしい人の出会いが待っている。
(これは店主としてのありがたい実学です)


従業員にもなによりもまず、この”プロセス”を
経験してもらいたいと思っており、文字通り、手を変え品を替え、上司風を吹かせて繰り返し
叱咤激励?をしております。
そのかわり、ガス抜き代の名目の領収書は
快く受け取ってますよ。(笑)


少し芽が出かかっていると感じるバディに
今年のMVP、
SWC OF THE YEAR を進呈。
ただし、発芽なので奨励賞としました。
広い世界へ繋げてほしいと切に願っています。


納会の前に、お客様へ年内にお渡ししたい商品を引き取りにジュエリー工房へ。
するとお渡しの品とあわせて
初めて僕が企画したコンセプトジュエリーも
年末の忙しい中用意していただいてました。
さすがの職人魂です!!


『K』


あらためてご紹介させていただきたいのですが
個人的には僕とベルカテナの”プロセス”が
ギュッと詰まっています。
記念すべきシリアルナンバーK001は
イニシャルKに、と企んでおりますが...。

おかげさまで新年を清々しく迎えられ、
とても感謝しております。


帰り際、時間もないけどせっかくなので
近所の仕入れ先へご挨拶に、と軽い気持ちで
立ち寄ったところ、一目惚れな出会いがあり
思わず後先考えずに..(泣)
全くの想定外でしたが、結果として
新年皆様をお迎えするにふさわしい準備が整い
ひとりで満足していました。

こちらもお楽しみに!!


Ted



2018年12月26日水曜日

いよいよ。

クリスマスも終わり、後は一気に新年への
カウントダウンモードへ。
デパートでは一晩でディスプレイをお正月へと
見事に変えてしまいますよね。凄いです。
トラックドライバーの友人から
クリスマスの夜は一気に搬入で戦争状態、
と聞いたことがあります。

See ya 

さすがにガラリとはいきませんが
一応、ちいさな店もクリスマス後の片付け。
元来、片付けの苦手な店主にとり撤収作業は、
なかなか気持ちを乗せるのが難しく、
スウェットに着替え、作業モードしても
スイッチオンまで時間を要し、
気付けば午前様。
クリスマスが終わってました。(苦笑)


お正月を迎えるディスプレイをイメージして
仕入れた商品が一足先に旅立ってしまい
急遽路線変更。
(もちろんありがたいことですが)


ならば、となると気が変わるのが面倒なとこで当初とは全く違う方向に落とし込むことになり
慌てて注文したところ年内入荷OK!!
結果オーライとしましょう。
ちょっと久しぶりなテイストの引き出しを
開けてみることにしました。
皆様の反応が楽しみです。
もっとも、これで仕事納めもワクワクな
"午前様確定"ですので皆様には
何事も周到な用意をオススメします。
最近、ワネストの中庭を囲んで、夜遅くまで
明るく灯す仲間が増えているので、
結構励みになります。


振り返ると今年もいくつもの
『あんなことしなければ』
があります。
僕の場合、ちょっとした焦りやイライラで
余計なことを招きがち。
きちんと反省しなければなりません。


良かれと思った事がとんでもないことに、
これは悔んでも悔やみきれません。
そんな時は自分だけなぜ?などと
視野も狭くなりがちですが
案外、誰かが見ているものです。
真価が問われる時、
他人事のふりをしてやり過ごそうとすると
誰も、誰からも救いの手を差し伸べられず
孤独を招き、負のスパイラルへと落ちてゆく。


人知れずじっと抱えている人ほど
他者への思いやりにあふれているのは、
きっと痛みがわかるから。

他者の絶望に希望の一筋を照らす。

やらなかったことより、
やってしまったことを悔いることの方が
はるかに大きいことも多々あります。

その痛い一歩が素敵な出会いを連れてきて、
楽しい乾杯をしていたり...

まさに"人間万事塞翁が馬"のごとし。

Ted

















2018年12月23日日曜日

悪い癖。

年の瀬の暖かい3連休。
暦通りな生活とは残念ながら縁遠いので
お客様から伺うずいぶん先の旅計画などに
キラキラしたイメージが湧いてきます。
どんな連休をお過ごしでしょうか?

例年通り年越しカウントダウンに向けて
have to do リストの加筆、修正の繰り返し。
貼り付けたはずのふせんがなくなったり、
自分の字が判読不可でやり場のないイライラも
来週がヤマ場?を迎えそうです。

整理の行き届かない我が人生を後悔する、
毎年この時期の恒例行事です。(泣)

もう少し上手な生き方をしたいものですが
そういうバタバタな中のほうが集中するのか
いいアイデアが閃いて、かえって仕事を
増やしてしまう悪い癖あり。

『お願いだから余計な仕事増やさないで。』
と、家人がよく深いため息をついています。

試験勉強前に机の片付けをはじめてしまう
現実逃避的自己防衛反応かもしれません。

もがきながらも気づけばいつの間にか
一波、二波と越え、昨夜の来年に向けた
打ち合わせでも少し視界が開けてきた感あり。

眠くて自宅まであと1キロというとこで
辿り着けず車で寝てしまった昨夜のように
ならぬよう前進してゆきたいものです。

Ted






2018年12月19日水曜日

さよならパパサンタ。

次女も成長してしまい、クリスマスイブの夜は
帰宅を遅くしてプレゼントをセットする儀式も
終わってしまいました。
娘がサンタさんに宛てた手紙を受け取り、
お返しにちょっとキャンディを添えておくと、翌朝プレゼントを見つけ嬉しそうに開けながら
『サンタさん、お手紙読んでお土産まで
くれてありがとう!!』
などと、思わずほっぺをツンツンしてしまう
かわいい時も過ぎてしまい少し残念です。


先日、取引先の近くでいいものを見つけたので
一足先に堂々とパパからのプレゼント。
こっそりしなくて良くなった反動からか、
おばあちゃんもどっさり洋服を買い込んだとの
情報も入っています(笑)

長女と誕生日が1日違いで覚えやすい取引先の
”永遠の青年”にちょっといたずらを、と
プレゼンを贈らせていただいたところ
なんとついに赤いちゃんちゃんこを着る
お歳になられるとか。
時の早さに戻らないこともひとつ、
また一つと増えてゆくわけです(泣)。


僕もサンタから最後にプレゼントが届いたのは
思えば次女と同じ小5でした。
朝、目覚めると枕元に置いてあった
トミカを数台積めるトレーラーを見つけた時の嬉しい気持ちは今でもよく憶えています。

あの頃、両親は毎年どうやって年を越そうか?と、お金のことに頭を悩ます真っ只中に
どんな気持ちで枕元に置いていたのか?
などはもし今、二人と話しが出来れば
案外、涙を流して笑えるのかも。
同じ経験者として(苦笑)。



”ベルカテナのクリスマス”
皆様にご協力をいただいた寄付先である
『NPO法人ゆめ・風基金』より
活動報告の冊子が届きました。


大きな天災が続いた今年、
必要なところへ必要なものをすぐ届ける、
という理念に基づき積極的に活動を続け、
障がい者の被災家庭に5万円を給付する、
という新たな試みもされたようです。
皆様よりお預かりした金額が


53,500円。


もし、突然全てを失った1家族の急場をしのぐ一助となったのであれば嬉しく思います。


皆様は既にご案内かもしれませんが
NPO法人への寄付行為は税控除の対象になるということも今回勉強させていただきました。
勿論、今回僕が申請することではありませんが
何故、ふるさと納税のTVCMが賑やかなのか
理解しました。


娘に負けじとまだまだ勉強です。


大先輩、布絵の平井先生も本日、
ワネスト教室後に恒例の忘年会で
ギター弾き語りをご披露されるようですし。
エネルギッシュな先輩達にも良い刺激を
頂いております。


Good day!!


Ted





2018年12月15日土曜日

無意味。

今週は寒い日が続きました。まもなく冬至。
すぐ暗くなりますのでワネスト中庭の
イルミネーションも早めの3時過ぎに
点灯するようセットしておりますので
暖かい格好でお楽しみください。
明るいうちは、中庭各所でひそかにカエル達が
ライブなどをくりひろげておりますので
ちょっと目を凝らして覗いてみて下さい。


ご挨拶に伺うことも多い季節。
大きな会社に贈り物をすると
『虚礼廃止のため辞退させていただきます』
という返信をいただくこともあります。
若い頃”ちょっと”外国暮らしをしたことがあり(笑)
帰国後はお中元やお歳暮などのいわゆる
日本文化的なことにいちいち”無意味””無駄”と噛みついていました。


たしかに無駄な側面もあるかと思われますが、
『ゼロかイチか』の無味乾燥な世界より
虚礼廃止といういわば自分側の都合を相手に
どう伝えるか?にこそしなやかさに
"粋"でありたいな、と感じています。
日頃は慌ただしくなかなかお会い出来ませんが
会話のちょっとした1コマを思い出して
おいしいものを届けていただいたり、
この季節に僕と同じことを思い出していると、
そっとお花を添えてくださったり。
取引先がお客様へのクリスマスプレゼントを
ドンと送ってくださるなんてことも。

何事も根っこ次第。

Ted







2018年12月12日水曜日

24K

最近、家で娘達に話しかけると
『今の話し方××おじちゃんにそっくり~』
TVを見て笑っていると
『うわー、今のマジ××おじちゃん』
などとよくイジられます。
(自分でもそう思いますが)


お客様とよく盛り上がる話題のひとつが
年を重ねると親兄弟に似てくること。
我が家のイノシシさんも義母に、
娘達も僕のあしらい方がどんどんママ似に(泣)


『パパのそういうところがチョーウザい』
とちょくちょく言われることに閉口しつつも、
(もしかして反抗期かな?)
自分も親父に同じようなことよく言ってたな、
と、親父と同じくバツ悪く佇んでいます。(笑)


生い立ちはなかなかに切っても切れないもの、

そこから新しい循環を生み出そうと歩んでいる
作家さんの商品をウインドウでディスプレイし
ご紹介中です。


24Kirico


9月のギフトショー最終日午後に急遽駆け込み
早足で会場をまわり、取引先との挨拶も済ませ
出口に向かう最後の最後で目に飛び込んできた
美しいデザインのバッグ。
機能性を追求していない(大変失礼ですが)、
”売りにいっていない”感じに射抜かれました。
(こういうものに弱い?店主)


『エゾシカ革のバッグです』


撤収作業の中で伺った聞き慣れない言葉。


『1週間以内に夢で見たら、いらして下さい』
などとお客様には冗談のようにお話ししますが
仕入れにおいては”夢に出るか”が基準ではないにしろ”余韻”は大切にしています。
意外と慎重に(少ない予算の関係もあり)
吟味を重ねているつもりですが
最終的には第一印象が消えないもの、
というような感覚を頼りに決めてゆきます。
その意味ではまさに頭から離れませんでした。(笑)


お父様が猟をして、小さい頃、親しんだという
エゾシカをテーマに定め、
野生の皮をなめす革づくりから始めたそうで、
形にするまでの道も大変でしたでしょうし、
だからこその楽しさや、過程で学ぶことも
多かったことでしょう。


僕が射抜かれたバッグについては


『エゾシカ革でこんなことも出来るぞ、
と表現することだけ考えて、売ることも考えずデザインに集中しました。』
と仰り、思わず笑ってしまいました。
楽しい出会いから自分の世界も広がってゆく、
ショップオーナーの醍醐味です。


イベント直前に発注をして間に合わせたい、
という我が儘にお応えいただいたばかりか
急な発送にもかかわらずお客様へどうぞ、と
ロゴ入りセーム革を同梱して下さいました。
こういうちょっとしたお気遣いの心は
間違いなく作品の細部に宿り、1つひとつが
お客様にとって愛着溢れるアイテムとなることと確信しております。


柔らかく温もりのある革に触れてみて下さい。



Ted











2018年12月8日土曜日

K001

粉まみれになる我が工場のシャワーは
屋外にあります。例年ですとこの時期は
浴びるのが辛いばかりか、最後にきちんと
水抜きをして水道の元栓を閉めないと
凍結してしまうので注意が必要なのですが
この冬は今のところ全く心配なし。
例年にない温かさですね。
もっとも個人的なバタバタぶりは例年通りな
師走です。
(苦笑)


『ベルカテナ』
という店名について、時々質問を受けます。
先代の母による造語なのですが、



ベル=belle 美しい
カテナ=katena 鎖、繋げる


美しいものを通じ響き合い、繋がってゆく、
そんな思いを込めていたようです。
とりわけ『女性が』と強調しておりました。


あえて化学用語katenaを使っていることに
もう1つの深く、熱い思いが込められている
気がします。


似た者同士として。(笑)


大抵のことは慣れてしまうものですが
正直なところベルカテナというかなり女性的な
社名を名乗るのは、元来体育会系な自分には
しばらく恥ずかしかったです。

(学生時代の友人には今でも言いにくい。)


でも、気付けば名前に導かれるように
様々なことを繋げてゆく、
そんなことばかり考えてきたように思います。
簡単に良い結果をもたらす能力もないの、
ひたすら小さな灯りが消えぬよう、
消さぬよう...
何度か消えかかりました。(笑)


そんな時に”芯”を見つめることを学びました。
大切なもの、大切な人、
少しずつ削ぎ落され、以前よりはシンプルに、
正直に、向き合えるようになったと思います。



谷間に立ち込める深い霧。
青く澄み渡る大空が広がっていることも、
霧の下からは見ることが出来ない。


同じこともどちらから見るか?
で全く見え方は変わるものだと、
子供の頃から乗り物はいつも窓側な僕が
雲下に広がる美しい景色を眺めつつ、
少し大人な?哲学的思考に浸ってみたり...。


大山時代のスタッフさんから荷物が届く。
そんな些細なことから、数年間考え続けてきたことの道が突然、すうっと繋がりました。

しかも母の命日に起きるなんて不思議です。
親思う、心にまさる親心、というところかな?
(笑)


『K001』


小さな頭で結構真剣に考え続けてきたのに、
気付いたことは拍子抜けな程にシンプル。
でも、シンプルゆえに広がりを持てそうな
感覚あり。
(上手くゆくかはわかりませんが)
なにより、取り繕う借り物の言葉探しではなく
すっと腑に落ちる感覚こそ、
ずっと探してきたものなので
なんだかとてもワクワクしてきました。
ってなんだかわかりませんよね?
まだその程度に収めておきましょう(笑)。


何が起きるかわかりませんし、
準備も大切ですもんね。(HAHAHA)


母が最後に遺した詩、


私が行ってしまい
きみがここに残ったら
知ってほしい
見えない薄いヴェールの向こうで
ちがう法にしたがって
私が生き続けているということを


きみには見えない
だから信じるんだ
私は待っている
たがいに気づき
ともにふたたび天駆けるときを
それまで君には君の人生を
思い切り生きてほしい
私が必要になったら
心の中で私の名前を
ささやくだけでよい


私はそこにいる


~コリーン・ヒッチコック~


いつも周囲を明るく照らす
wanpaku Kさんへ
心を込めて。


Have a wonderful weekend!!
Ted





















2018年12月5日水曜日

ご来場ありがとうございました。

エレベーターの鏡に次女と僕が同じ
左口の奥を噛む癖の顔で映り込み


『憧れてるの?』


茶化してみると、すかさず


『呆れてるの。』


と嫌な表情まで付けた韻を踏む返答。
思わず大笑いしてしまいました。


『ベルカテナのクリスマス』


寒い中、ご来場ありがとうございました。
お楽しみいただけましたでしょうか?
お迎えする側では笑顔がかわいいヨチヨチ歩きの男の子もボランティアスタッフ?に加わり
いつもワネストへきていただくお客様も
ご夫婦やご家族連れで来場され
終始クリスマスイベントにふさわしい、
温かい雰囲気に包まれていました。


店内では初の試み
”GALAチャリティーくじ”
後のことはあとで考えよう(苦笑)と
かなり豪華にしてみましたが
如何でしたか?
他店でお互いの賞品を目撃された方が
驚いて募金に来てくださったとか...(笑)
1等はなんと、前回はるまつりと同じ
82歳の女性が当選!!
(なかなか凄い確率かと)
レアな男性向けアイテムがピタリでしたり
こちらも一緒に楽しませていただきました。


前日に届いた遠方のお客様からの手紙。
有難いお言葉と当日参加出来ない旨、
そして2口分の募金が同封されておりました。
これだけでも今回のイベントに満足な店主。
お陰で久しぶりの深夜残業も頑張れました。
(笑)

当日もお客様から、
『素敵な企画に参加出来て嬉しい。』
というお声を少なからず頂戴致しました。
思いもよらぬ出来事でした。


素敵なお客様に支えられております。


くじにはオーナメントをプレゼントし、
店内のツリーに飾っていただきました。
温かい心のこもった53個のオーナメントが
ツリーを彩っております。
お子様連れのお客様がツリーをご希望され
今週末まで飾らせていただきますので
お立ち寄りの際は是非、ご覧ください。


皆様からお預かりしました募金、


53,500円


早速、『ゆめ風基金』にお届けしましたこと
謹んでご報告させていただきます。

皆様、本当にありがとうございました。
準備期間も短いジェットコースター的
ベルカテナ企画にご協力いただいた皆様にも
心より御礼申し上げます。

夢心地からボチボチ師走の現実に
自分を引き戻さねば...
ちらっ
ちらっ(1等??)


Merry Christmas!!

ベルカテナ
店主 安味 哲志



2018年12月1日土曜日

明日はイベントです。

水のある風景。
ワネストを訪れる皆様の感じる心地好さは
おそらく中庭の池にあると思います。
今でこそいつも水を湛えておりますが、
澱まぬようきれいな状態を保つために
大きな石を一つひとつ取り出して間引いたり、
藻がついては水を抜き、石を高圧洗浄したり
薬品もいくつか試してみたり・・・
大家さんの試行錯誤が詰まっています。


そうした努力の過程からもあらためて
水を循環させることが大事だと教わりました。


『ベルカテナのクリスマス』


自分にしては思い切ったイベント名です。
(苦笑)。
くすぐったい気もしますが、これもまた勉強、
あまり頑なにならず思えるようになったのは、
取引先の姿勢をせめて言葉遣いだけでもと、
真似してきたのが漸く板についてきたのかも?
しれません。


高校生の時、少々やんちゃなサッカー部を
(笑)
どうやってまとめてゆこう?と悩んでいた時に
自分にとってのヒントは、意外なところから。
冷たくなったお風呂にドボンと飛び込み
慌てて”追い炊き”している中での気付き。


冷たい水に熱が加わると循環が生まれ、
徐々に温まってゆく、原理としては当たり前。
でも、そこから
”どんな時も自分が『火』でいてみよう”
と思い定めた事は、はっきりと覚えています。
(燃え盛るの火の玉をイメージしてました)
それなりに一生懸命考えていたのでしょうね。


ワネストへ移転してからも大家さんと同じく
試行錯誤の日々。
自分の選択に確信も持てませんでしたが
冷たくてもいつか暖まる日がくるのを信じ、
とにかく”水”が澱んでしまわないように、と
あの頃覚えられてよかった自灯明の術。(笑)
意外と人生は繋がっています。


イベントにちからを貸して下さる皆様より、
『こんなこと挑戦してみます』と、
それぞれご報告がありました。
お客様も手伝って下さることもあるようです。
せっかくなので我々もちょっと違うこと、
を合言葉にチャレンジしようとおもいますので
どうぞお楽しみに。


いつもワネストへ足を運んで下さる皆様にも
日頃のご愛顧に恩返しが出来れば幸いです。
少しずつ、着実に、温かな循環が芽生えている
ワネストへ、よろしければお立ち寄り下さい。


イルミネーションはなにせ第1回。
こちらも勉強、とやや言い訳をしておきながら
今夜準備させていただきます。
のちに、『あの時はねえ。』と一緒に大笑い
できればすごく幸せだと思います。(笑)


Ted