2022年3月31日木曜日

address_b1周年。

 うわっ!!という間に3月も末。

金融機関の担当者から転勤の挨拶を受けるのも多く、

人の動きも活発になってきたのかな?

原料、資材の値上げアナウンスも活発です。(泣)

急激な円安にもなっており、

今後更なる値上げも間違いないでしょう。





リバティコレクションから

https://www.blogger.com/blog/post/edit/6646813302155289075/6116053177722259821

3/29(肉じゃなくてフクの日)はオリジナルブランド

address_bデビュー1周年。

一期一会、店にふらっとお立ち寄り頂いたとき、

出会いにときめく1点もの、

そんなふうになれば、と1点1点生地をセレクトし

そこからこの生地はトップスで、ボトムスで、

長さ、ボタン、裏地、ポケットの形や位置、

洗濯表示etc・・・

一つひとつ変えながら、時には激論を戦わせ?

100点以上制作をしました。


売れなければスタッフのユニフォームに。


それぐらいの覚悟で始めましたが、おかげさまで

むしろスタッフのクローゼット行きに出来ないほど

皆様にお楽しみ頂いております。

きっとアパレルメーカーさんでは怖くて出来ない(笑)

オーソドックスでシンプルな洋服たち。

なんせ僕たちはたった一人が喜んでくれればいいと

開き直っているわけですから。(笑)

出会ったお客様にとっても1点ものということで

ちょっと嬉しい気持ちになるのでは?

と期待しております。

その1点1点から我々も足したり引いてみたり、

少しずつ学ばせていただき、

作り手にもわかりやすくするにはどうするか?

発注書の類にも少しずつ改良を加えたり、

それはそれは細かいことの積み重ね。

(時々吠えていたり・・・)

作り手も新たな技術を習得しようと

ひそかに練習していたり・・・。

僕としてはそのプロセス自体がとても意義深く、

小さい店を通じて僕が出来る”何か”と思っています。

そしてそれはもしかしたら、

自分なりにもがき、考えてきたことを繋げて繋げて、

ようやくかたちになる、類稀なることかな?

などとちょっぴり思ったりしています。


もちろん、僕たちが前を向いて一歩一歩進めるのは

皆様の支えがあってのこと。

ありがとうございます。

address_b2年目も素敵なものをお届けしますので

よろしくお願いします。


新作です

2022年3月27日日曜日

一汁一菜。

 次女の日曜早朝送迎がひとまず終了した今朝、

今度は隣の部屋、長女の目覚ましが5:30に

けたたましく鳴り響く。

部活ということで、やはり平等に送ることに。

(バランスは大切です。)

駅で一人“友人”をピックアップしたいというので、

『いきなり彼氏とか言わないでくれよ』

というオヤジのツッコミもかる~くいなす

“幅”が出てきました。




ついでに生まれ故郷の満開の桜を愛でる。

(故郷離れ難しな?隣町在住です。)


ここ最近、土曜日早朝の楽しみにしていたTV番組

『土井善晴おかずのクッキング』

が終わってしまいました。

工場→店に向かう車が大抵渋滞にハマる平日の午後、

ワイドショー以外となるとTV朝日連ドラ再放送1択。

おかげで『相棒』『科捜研の女』などの刑事モノ、

だいぶ詳しくなりました。(笑)

店→工場となる土曜日早朝、その延長線上テレ朝で

たまたま流れていたのがきっかけ。(4:55スタート)

土井さんの気取らぬトークの中に散りばめられた

”引き算の妙”にすっかり魅せられた矢先の終了。

(泣)

工場にも店にもTVがないので、最終回は仮眠を取り、

S.A.に車を停めて鑑賞しました。

料理番組のパイオニア、偉大な父上の後を引き継ぎ、

比較されご苦労も多かったであろうと思われます。

若い頃は週に2日は必ず完徹だったそうです。

きっと、ありとあらゆることを試してきた中で

たどり着いたことは"一汁一菜"の食事。

最終回のメニューは

せりの菜飯

筍のお吸い物

だし巻き卵

の3品。引き算でしょう?

長いキャリアでブレなく伝えられるようになったのは

ようやく最近になってから、と柔らかい表情、声色で

仰っていたのがとても素敵でした。

自分の積み重ねた先のかたち、

かくありたいと思った土曜日、

工場を出る直前に強風で洗濯ラックが壊れ、

従業員に八つ当たりするようでは…(苦笑)

忙しがっていてまだまだ未熟ですね。


引き算の新作あります。


2022年3月24日木曜日

いつの間に。

 真冬に逆戻りし雪もちらついた火曜日。

初の電力逼迫警報に伴う臨時休業と致しました。

水と電気。当たり前のように思っておりますが、

これから益々そうではないと気付かされるのかも?


知人に定期的に届けている”朝刊”。

バタバタで1日遅延すると

健康上の問題発生かと心配されるように・・・

確かにその気持ちわかります。

いつの間にかそんな年齢に差し掛かってきました。

(苦笑)


先日、出先で妻の好きそうなな靴を見つけ、

こっそり長女にサイズの確認をした際、

ついでに娘たちのサイズも尋ねると

既に妻より大きな靴を履いていると知りました。


周囲はいつの間にか、

な出来事にあふれているわりに

自分のことは加齢以外、なかなかいつの間にか、

とはいかずアナログな感じにあふれているような・・・。



春分も過ぎました。

店内を少しずつ入れ替え、せめてお客様には

”いつの間に”感を味わっていただけますよう、

ゴソゴソしてまいります。(笑)



2022年3月20日日曜日

春。

 ワネスト中庭ではシャガが咲き始めました。

春分ですね。(はやっ!!)


address_bも22SS


SOLD


あの日を思わせる小刻みな縦揺れから、

家族全員『これは大きいぞ!!』と覚悟し、

チョロチョロしているからか子供の頃から担当の

ドア開け係として小走りで玄関へ向かうと

ミシッ、ミシッ、と軋み音が鳴り出しました。

東日本に住むかぎりは生涯これに付き合うんだな、

為す術もない圧倒的なちからを見せつけられた夜。


“古い大陸に住む人間はこの自然の脅威を知らず

ちょっと傲慢なのかも?”


不謹慎ですが咄嗟にそんなことを思いました。


翌日、ご縁のある福島の会社へメールを入れ、

次の日に返信がありました。

これだけで充分状況が推察され、こんなときに

お手間を取らせたことを反省しましたが

やはり設備に被害が出ているとのこと。

ご自宅も大変な状況ながら社員一丸となって

工場の復旧に取り組まれているであろうことも、

現地に赴き雰囲気を知っているので目に浮かびます。

実際、翌日には既に数台復旧を終えられたそうで、

短い文章に粛々と困難を乗り越える強さを感じ、

かえって励まされ、一緒にアツい仕事がしたい

という思いも一層強くなりました。


『ありがとう、皆勤でした。』


中学を卒業した次女から家族のグループLINEに

メッセージ。

彼女の大チャレンジが家族の大きな物語となり、

そこから始まった中学校生活。

https://www.blogger.com/blog/post/edit/6646813302155289075/8932069106429597545

結局、コロナ禍どっぷりとなってしまい

親としては不憫に思ってしまいますが、

本人はそれを一切言い訳にせずコツコツと、

いきいきと中学生活をエンジョイしたようです。

それでなくとも多感で不安定な時期。

休むことなく通えたことは身体はもちろん、

人間関係など色々なことが健やかな証でしょう。

本人も理解しているようで、通知表の横には

家族に宛てた感謝の手紙が置いてありました。


親への感謝など、恥ずかしながらすっかり大人になり

ようやく出来るようになった自分と比べ、

真っすぐと育っているようで

ちょっと胸がアツくなりました。

こんなことが自分も出来ていたら

もう少し親孝行も出来ただろうに・・・。


卒業とともに日曜早朝送迎業務もなくなるようで、

父親の存在感は益々小さくなってゆきそうです。

(苦笑)



2022年3月16日水曜日

もてなし。

 第1回ミューマルシェ






”タビする玉ムスビ in Gamou"

 2日間ともにお昼を食べる時間もなかったと

スタッフから嬉しい悲鳴の報告があるほど

たくさんご来場いただきました。

作品も40点以上旅立ったそうで驚きました。

(笑)

ひたすらひたすら玉結びをして生まれる作品。

両日在廊してくれた作家さんにとっても

命が吹き込まれた良き日になったのでは?

と思います。

お買い上げ以上にイベントを通じて人と人が繋がる、

これぞマルシェという雰囲気だったようで、

大成功だったと言えましょう。

盛り上げて下さり、本当にありがとうございました。

”目利きのミュー”

今後の活躍もどうぞご期待ください。(笑)

作家さんとは事前に、

『コロナ禍で売れなくても続けてゆきましょうね』

と、アリバイ作りをしておいた店主にとっても

ホッと胸をなでおろすことが出来ました。

ご協力に感謝します。(苦笑)

”タビする玉ムスビ in Gamou"

To be continued・・・




マルシェをスタッフに任せ、もてなしの旅へ。

”今””一人ひとり”を大切に心からもてなし、

楽しませる。

大きな仕掛けはもちろんですが、

まごころは細部に宿るとつくづく気付かされた週末。

素敵な時間を過ごせたことに感謝し

チップも大盤振る舞いしてしまいました。(笑)

素晴らしいもてなしに思わず大金を…


さあ、僕も頑張ろう!!と張り切った週明けに

長距離運転からか腰をグキッとしてしまうところが

やはりなんとも残念な自分・・・。(トホホ)

2022年3月11日金曜日

第1回ミューマルシェ

本日はじめましてのMyu Albert。


(ミューと呼んでください。)

当店の新しいマルシェ担当です。

センパイマルシェ担当の河原クマジロウとは

同郷で幼なじみ。(飯能生まれ)

学生時代は父の故郷カナダで過ごしました。

好奇心が旺盛でチャレンジ精神応援団。

自分はちょっと器用とは言えないという

劣等感からか、器用さに憧れを抱きがち。

(誰かさんにそっくり・・・)

そんな彼女プロデュースの記念すべき

第1回マルシェはtamamusubi_artさんをお招きし、


『タビする玉ムスビ in Gamou』


玉結びをひたすらする(作家あいさつ文より)、

単純作業から生み出される作品は多様性に富んでいて

並べてみるとなんだかワクワクしてきます。

工場の従業員にも、

『単純作業に仕事への美学が宿る』

と常々言っておりますが、

ある意味それが具現化されているかのよう。

並べて見ていただきたい、という思いから、

ブローチですがこんな感じのディスプレイで。







忘れられない日から11年。

それからも色々ありましたね。

今もまさにその”色々”の真っ只中。


それでも”今”があり、新たな出会いがあることを

ありがたいな、と思いつつ、

皆様にも楽しいご縁となれば幸いです。


追伸

店主出張につき昨日フライングお披露目となり、

お褒めの言葉を頂き気をよくしているMyu。

Curiosity killed the...

余計な一言はまだにしましょう。(笑)






2022年3月5日土曜日

タテヨコナナメ。

 3月。

春色も彩り始めました。

お客様も冬眠から目覚めはじめたようで

明るい陽ざしに誘われ春を探しに、

ということも少し増えてまいりました。




”通知表”の提出もなんとか終了。

個人的には1年で最も心軽やかになるひととき。

でも、そういう時にはそうはさせまい?と

色々なことが起こり、やれやれと言ったところ。

(苦笑)

21世紀に戦車が街を蹂躙するなどという

信じられないことが起きるわけですから・・・

”やわらかアタマ”してないとですね。


あかね.yaさんで開催されていた

【いとしの糸展in越谷】。

御案内人のsasico_tteさんとは長いお付き合いで

WAnestの”創生期”を知るひとり。

空間を温めるにはどうすればよいか?

未来を夢見た初期メンバーが集まっては

話し合っていたのがなんだか遠い昔のよう。

ベルカテナ移転3周年のイベント、

”ガモウ春祭り”

https://www.blogger.com/blog/post/edit/6646813302155289075/4269426160126431570

に出店していただいたのが作家デビューとのことで、

ワネスト常連の皆様にとってはあの

”マスクショック”時に

丁寧なマスクを提供し続けてくれた作家さんと言えば

思い出されるかもしれません。

4年後の凱旋イベントでは遠方からのお客様も多数。

春まつりであかね.yaさんも確かコーヒーを振る舞い、

一生懸命宣伝されていたと記憶しております。

なんて言うと少し上から目線な感じがしますが、

お二人ともインスタフォロワーは既に僕と桁違い。

(笑)

こっそり勉強させていただいております。

あの頃の挑戦がこうして今に繋がる。

とても嬉しいことです。

そして”繋ぐ”サシコッテさんらしく置き土産まで。



3/11・12、当店のマルシェはサシコッテ繋がりの

玉ムスビアートをご紹介させていただきます。

初マルシェ担当は飯能生まれ、

高校時代を父親の故郷カナダで過ごした


Myu Albert(ミュー アルバート)



チャレンジャー推しな彼女の初陣。

こちらも応援よろしくお願いします。(笑)


Myu’s Marche Vol.1

Myu meets Tamamusubi_art

『タビする 玉ムスビ in Gamou』

3/11・12(金・土)11~17時