今年の2月は27・28が土日のため
最終コーナーからのストレートが短く、
色々間に合うのか?間に合わせねば、と
ちょっと追い込まれておりました。(苦笑)
経験を積むと対処法も増える半面、
”道程”も身に染みているので、
流れに身を投じるまでのエネルギーも
必要になってきます。
(言い訳ですね)
決算書を提出したその日に工場内で倒れた父。
憎らしくも愛したであろう現場から
彼らしく塩ビの粉まみれで担がれた救急車に
一緒に乗り込み、心配しなくていいと言いながら
はっきり意識したバトンを渡された瞬間。
毎年、税務署の帰り道にそのシーンを思い出し、
『わかるでしょ?』なんて語りかけてる“戦友“も
僕と同じ苦笑いをしているような…(笑)。
ちょっとな〜んにもしたくない虚脱感と、
さあ、あれもこれもとエネルギーが湧く感覚と、
もう一息、事後始末をやらねばならぬ仕事感が絡み、
個人的には一年でなんとも一番複雑な日。
親父が"この日"だったこともちょっとわかります。
正直なところ、以前は両親にもう少しいいカタチで
バトンを渡してくれよ!!と思ってました。
いいカタチ=楽なカタチ、を望んでいたわけで、
(もちろん望んでいます)
その道、進んでみたかったなぁとは思いますが
この日を迎える黒子役を引き受けてくれている
"経理部長"
一人何役? |
土曜日に一生懸命機械を修理している従業員、
夜も眠れないんですけど、と言いながら
いきいきとした素敵な洋服を考えて続けている
丑年スタッフ(あっ…)。
made in WAnest |
出会いや気付きの中から時間をかけて描いてきた
この景色は両親にどうよ?って思ってます。
目の前のことにもがき続けるこの道も悪くないかと
思いつつ、僕とは違い素直な心で学び、
みるみる上達する次女のスケートに、
育て甲斐とはこういうものかと感心しながら、
せめてもう少し自分自身を何とかせねば。
厳しい決算も受け、いつも以上に感じる我がお正月。
痛いことから前進しようと勘違いできる思考回路こそ
両親からいただいた一番大切なものかも?(笑)
みんなといつか違う景色を楽しむことを夢みて。