おめでとう”先輩”。

荒波の湖をスイムで３．８ｋｍ
強風の中、バイクで１８０ｋｍ
からのフルマラソン。




全く別世界、そんな競技の存在も
知らなかった、その名も




『アイアンマンレース!!』




季節も正反対の地に住む兄から
『出るよ』のメールが。




レース当日。スタート前からのライブ配信で
湖のはずが外洋のように波立っていて
本当に泳ぐの？という状況。
その湖、僕も一度モーターボートにくくりつけた
浮き輪でおじさんたちに笑いながら引き回され
夏でもあまりの冷たさに
『助けてください!!』と叫んでいた経験もあるので
心配になりました。
（彼の後記によるとやはりかつてない厳しい
コンディションで泳ぎながら船酔いする選手が
続出したそうです）




選手が各競技を終えると通過タイムがＨＰで
表示されてゆくのをワクワク待っていました。


例えば甲子園やサッカーの選手権に母校が
出場したらこんな気持ちなのかな？
居ても立ってもいられない感じでした。
でも、やはり長年兄弟をやっているので（笑）
２００％リタイヤはしないだろうな、と思ってました。




昔からなにか始めると集中してコツコツできる
『僕と全く正反対の』タイプ。なぜか小学校で
同級生から”先輩”と呼ばれてました。（笑）
（当然僕は”先輩の弟と呼ばれる）
団地鬼をしていてちっちゃい僕と出合い頭に
正面衝突し、潰れた鼻もコツコツ自己整形で
治しましたし...（ごめんね!）
今回も知人の理学療法士を唸らせる程の研究を
重ねていた様子。




で、見事１２時間でフィニッシュ!!




不思議な縁で導かれた異国の地元で開催、
というのも、偶然なのか、配剤なのか。
きっと、母ならこの偉業に際し
そんな手紙を認めたことでしょう。




ここで『僕も』と始めるとわざとらしいブログですね。
（笑）


自分の日常が小さく見えてしまいますが（笑）
とてもいい刺激となりました。
（結局いやらしいです）




身内ネタに終始してすみません。
一応、末っ子で親戚連絡係にもなっており...
ご報告も兼ねて、ということで。




僕もアイア･･･は、は肩がハズれますので（笑）


”ワネストで
　　ひとり蛙と戯れる”

Congratulations!!


Ted

贈りもの。

ちいさな店ではお客様よりお土産を
いただくことが結構あります。

『ついでに買っただけだから～』

と、実は遠方で買ってこられたコーヒーを
こちらに気を使わせないよう、あえて
袋まで詰め替えてくださったり、
そんな心がまたとても嬉しいものです。

こだわりの逸品であることも多く、
『パパのワネストみやげ』
は、家族にとっては僕の帰り以上に
楽しみなようです（笑）

そんなお気遣いをされる方に限って
ご苦労をされてきていることも多く、
困難な状況の中でも優しさ、しなやかさを
失わなかった強さが心に響きます。

どこのお店でもおこなっているサービスですが
当店でもお客様のお誕生日にはささやかな
プレゼントをさせていただいております。

店としての立場をわきまえながらも、
ひとときお楽しみいただけるよう、といって
重荷にもならないようなチョイスを心掛けています。
ある意味、商品の仕入れよりも深く考えている
かもしれません。（笑）

僕自身、昔からプレゼントをするのは好きでした。
（もちろん、されるのはもっと好きですよ!）

小さい頃は喜ばれるためだけのものでしたが
徐々に言葉に出来ない思いをプレゼントに込める
なんてことも増えているように思われます...。

相手によってはこんなメッセージも（笑）

皆様の気持ちも伝えられるような心ある商品も
ご案内出来るよう努めております。

”Sunny is always special for Flower,and forever.."

Ted

Both Sides Of The Story

休日の朝。
空気も緩み、町全体が休んでいるような
静けさに小鳥のさえずりがあちらこちら、
自然と自分もいつもより歩を緩めて、
『会社に向かっている』気がします（笑）。

工場、店、自宅のトライアングルを
グルグルする毎日。NHKの紅白では
始まってすぐ『巻いて!!』のサインが出てると
聞いたことがありますが、そんな感じです。
（笑）
”巻き”状態でも突発的なことなどで
店への到着が遅くなってしまうこともあり
ご迷惑をお掛けしていてすみません。
いまだに”ウインドウズ９５”くらいな
自分の処理能力に起因しており
アップデートを目指し頑張ります!!（笑）

トライアングルの点から点への移動は車で
移動時間には音楽を聴いています。
こちらもやはり最新ナンバーより専ら
若い頃から聴いている曲が中心です。
先日、気分転換にHDDを一度全消去し、
本当に好きな”古い”アルバムばかりにしようと
久しぶりにレンタルショップへ。
６枚をチョイスしてレジにいくと
『１０枚借りても値段が一緒です』とのこと。
では、と４枚＋のうち１枚は

『ベスト・オブ・フィル・コリンズ』

♪True　Colours♪ ♪Easy Lover♪...など
さすがのヒット曲満載です。
中でも今回初めて突き刺さった曲が

♪Both Sides Of The Story♪

強めのドラミングとかなりシニカルできわどい内容。
解説を読むと大ヒットとはいかなかったようです。
サビが
"We always need to hear both sides of the story."
拙訳すれば
”常に物事の両面に耳を傾ける必要がある”
といったところで大丈夫でしょうか??

一方の側に立ち、他を攻撃、非難する。
自分もついついしてしまいますが、それだけでは
深み、奥行き、などのうま味が出てこないのかな？
という気がしております。
そして、オモテを懸命に取り繕ってみても
わかる人には見透かされてしまいますものね。
ウラといいますか、見えない努力を丁寧に、
そんなことが大切なのかな、と考えています。
あまりに出来ていないので。（笑）

作家は見えないところを美しく、丁寧にしています!!

今、及ばないものが
今まで意識の足りなかったもの、と痛感する中で
意味は違うかたちで心に響きました。
（完全な独り言となりました。ごめんなさい。）

Ted

バーゲン

『テニス用品バーゲン招待状』
ちょうど定休日とさせていただいている
第２日曜日でしたので
長女のテニスラケットを探しに
会場の新宿ＮＳビルへ。



ビルの完成当時は外が見える
エレベーターや最上階まで吹き抜けの
作りが斬新で賑わっていましたが...


ひっそりとした佇まいと収穫なしの
バーゲン。を挽回すべく娘を誘い
景色の見えるエレベーターで上階へ。
反応は、




『う、うん』




仕方ないですよね。友達が４０階に住む
時代ですから（笑）。
上階のレストランも日曜日は閉まっていて
昔食べたパスタ屋さんも無くなり...
ついこの間のような思い出はやっぱり
かなり前になりつつあります（苦笑）。




せっかくなのでラケットを探そうと近くの
テニスショップへ。




娘も初めて、僕も素人、なので手掛かりが
掴めず、聞こうにも店員さん忙しそう。
ガットの張替依頼など、引きも切らずに
来店するのはさすが専門店。
などと感心しつつ、ようやく捕まえた
感じのいい店員さんに教えを乞うと、



『では、まず一緒に基準を決めましょう』
と、嬉しい対応。


『こちらが世界一売れているラケットです』


との切り口から、面積、バランス、厚さなど
数字の見方をわかりやすく教えてくれて
我々もすぐにわかった気になってました。


父親にリードされるのも嫌な年頃。
『え？』
『あー』
を繰り返していた娘も漸くリラックス。
聞けばご自身はバドが専門で
バドのラケットはもっと微妙とのこと。
手短で分かりやすい説明、お見事でした!!
こんな時、ついつい
『勉強させていただきました!!』と頭下げる
自分もどこかいやらしいのかな？
そんな父親を恥ずかしがる娘（笑）。
でも君も『ローランギャロ』も知らずに
限定モデルに決めたのですよ（ハハハ）




なんとかになんとか、とならぬように。




結局、お休みの時もそんなことばかり
考えて楽しんで？います。
余談の中でまったくの余談ですが
バーゲンの案内も次回以降はＤＭではなく
ＳＮＳでの発信のみとなるとか。

Ted

いくつになっても。

ＫＩＮＧ　ＫＡＺＵの日経コラム、
『サッカー人として』
隔週金曜日が待ち遠しいです。

続けるからこそ見える景色を
短い文章に優しく込めているカズさん。
必ずユーモアも忘れないですし（笑）。
開幕戦、ほぼひとりで満員にしましたし。
やはりＤＡＺＮ加入しようかな？

カズさんなどプロの世界だけでなく
僕のまわりでもスポーツを楽しむ人、
結構多いです。素敵ですね。

僕、４４歳が末っ子４男の兄弟。
長男はウッドラケットの時代から
テニス何十年のキャリア。
若い頃のサーブ＆ボレースタイルから
時代とともにプレーも変えて、
現在でも時々出場する大会で
よくトロフィーを持ち帰っています。

次男は今朝も早朝からスキーへ。
こちらもかなりの腕前なのですが
検定を受けるためにもう一度ギアを
上げているようです。

そして３男。
しばらくなーんにもしていなかった彼は
２年位前に、たぶん自転車に乗り始め、
我々の知らぬ間に本日、ＮＺで行われる

アイアンマンレース
（スイム３．８ｋｍ　バイク１８０ｋｍ
　ラン４２．１９５ｋｍ）
に参戦しているという。

『フォレストガンプかっ!!』（笑）

昔から僕と違って集中力も凄く
受験勉強中も隣で僕がファミコンを
ピコピコやっていても全く気にせず
ビリギャルばりに成績を巻き返したり、
速く走るためのフォーム改造に取り組み
独特の『タコ踊り』フォーム（笑）
を開発したりしていましたが．．．
（タコ踊りは効果イマイチ）

我が兄貴たち、なかなかのものです。
一方の僕は．．．
現在、パーソナルトレーナーから（笑）
教わり歩きと走りの改良中です。
もし、変な歩き方していたらすみません。
まだまだ手探りですので。

おっ、ＮＺのライブ情報
無事スイムは終えたようです。
頑張れ兄貴!!

Ted

父のコート

３月ですね。
個人的にですが毎年一瞬だけ
ホッとする季節。良くも悪くも...（笑）。

１２月を期末とする小さな会社の
確定申告は２月末が期限。
２社を同時期としてしまったため
毎年１２月から２月まではなんとなく
いつも頭におもりを載せているような、
そんな心持ちです（苦笑）。
『過去』の処理と『前進』する意志、
いつまでもなかなか気持ちのバランスを
整えるのが上手くいかないものです。
でも、もしバラバラですと年に２回も
この季節を迎えなければならないことを
思うと...、今のかたちがベターですね。

この時期、思い出す出来事がもうひとつ。

１０歳の次女がちょうど入れ違いでしたので
月日の流れに驚きますが、２月２８日
その年も決算を終わらせたその日の夜、
父が工場の現場で倒れました。
粉まみれの作業着で二人、救急車に乗り
渋滞の中を病院へ向かった時のこと、
その時の心境は今でも鮮明に覚えています。

父の手を握り、病気がどうなるかは別として
『ここまで本当によく頑張ったね。
後は俺達にまかせて。』と声を掛けると
目を合わせました。

命のバトンを受け取った瞬間。
親父に恥をかかせないために翌日から
どうするか？しっかりしなきゃ。
自然と気持ちが奮い立ちました。

親父の最期に初めて知った
心からの感謝の気持ち。
ある意味、少し大人になれたのは
その時かもしれません（笑）

引き継いだ頃は似合わなかった、父が
晩年に着ていたＩＮＴＥＲＭＥＺＺＯのコート。
毎年、冬の定番として愛用してきましたが
２月２８日、ついに裏地が破れているのを発見。
．．．．
来年、着れるかな．．．。