節目。

おかげさまでWAnestへ移転して
ちょうど２年が過ぎました。
あっという間のような、
もっとはるか前のような、
入り混じっています。

理解し、支え、見守ってくれる方々、
先を照らして下さる取引先
足を運んでくださるお客様。
本当にありがとうございます。

至らぬ点ばかりで多方面にわたり
ご迷惑をおかけしておりますが...。

思うようにいかない、
道は正しいのか？
などと迷うこともあります。

先日、初めてご来店のお客様が
カード決済をされた時のこと。
端末の紙が途中で切れてしまい
交換しなければならないのに
専用の紙が見当たらず･･･
バタバタなところをお見せしながら
最近つくづく感じていたことが
この一連の流れに凝縮されていて
思わず自分を笑ってしまいました。

思うようにいかない、
のではなく、それこそが現在の自分。

当たり前のことなのでしょうが、
おそらくこの２年がなければ
そんな自分にも気付かなかったでしょう。
いつまでも学ぶことばかりです。

でも、７０をゆうに超える義父が
師匠に怒られ義母をこれから
『さん』付けで呼ぶ、というのですから
僕なんてまだまだですね（笑）。

冷たい水でも、熱を入れ続けることで
循環が生まれ、やがて温まる。

突然すみません。
学生時代ちょっと悩んでいた時
冷たい風呂に確認もせず飛び込んでしまい、
慌てて追い炊きをしながら気付いたことで
その後、どこへ行っても、どんな時も
なんとなく意識している自分の
『おまじない』のようなものです。（笑）

暖かくなった夕暮れ、
ワネストのオーナーと住人で立ち話しの後、
住人さんが灯した小さな明かりと
ワネストの中庭を眺めながら、
このご縁と”現在”につくづくありがたいな、
と思いました。

このちいさな明かりを大きくすることを
楽しんでいきたいと思っております。

あかりを灯し続けること。
出来るなら温かい光を。

節目となるとつい肩に力が入ってしまうのも
相変わらずで、駄文を重ねすみません。

これからもどうぞよろしくお願いします。

Ted

定年退職の日。

友人（大先輩なのですが...）とお客様が
この春、定年退職を迎えられました。

お二人とも『リタイヤ』という言葉が
全くあてはまらないエネルギッシュさ
若々しさですのでピンときませんが、
ご本人やご家族にとっては
やはり感慨深いことでしょう。



そういえば義父の『その日』、
いつもはヒッジョーーーーーに
夫に厳しい義母も正座して、

『ご苦労様でした』

と、迎えておりました。

お二人もご家庭でそんな儀式が
あったのでしょうか？



友人（大先輩）との出会いは２０歳の頃。
『一緒にプールで泳がない？』
と気軽に誘ってくれたのがきっかけで
その後も数年に一度、お酒を酌み交わす
お付き合いをさせていただく中で、
激務にしっかり向き合いながらも
トライアスロン、フルマラソンにも出場し
人生をエンジョイされている存在が眩く
『こういう大人になりたいな。』
（もうおとなでしたが）
と、憧れを抱いておりました。
（現在進行形ですよ）

年を重ねるに連れて酒席にご子息も加わる
ようになり、この度、末っ子が父の背中を
追いかけ海外へ勉強の機会を求め旅立つ、
とのこと。



『テッド（僕）がけしかけたせいで休めないよ』


と、最近お会いする度に言われております（笑）

たしかに背中を押してしまったかも、ですが
息子さんの顔には『決定』と書いてありました。

敢えて人と少し違う道を行く『末っ子魂』??も
かなり長くなりそうな旅路ですが、
楽しんで見届けて下さいね。



僕はおそらく定年はないので残念ながら
『儀式』をしていただけそうにありません。


（するわけないでしょ!!!）
←先に妻を代弁（笑）



Ted

Spring has come.

『プシュー!!』
トラックの排気音で目を覚ます今週。
気付けば５時前に明るくなり始めています。
ここは早く卸せるぞ、と気付いた
ドライバーたちは闇の中を競うように
走ってきて、また次の仕事へ向かってゆく。
こちらも”期待”に応えるのに必死です（笑）

めぐる季節の中でも春の訪れは一番
はっきりしているかもしれませんね。
桜を合図に木々の若葉が萌え、
茂みからは花の香りや鳥の鳴き声が
聞こえる。『花』『鳥』としか表現できない
残念な自分です。（笑）
お花や鳥に詳し皆様はきっと、
街を歩くのが楽しい季節なのでしょうね。

一方、マスクを着けたお客様も増える季節、
同じ春の景色でも感じ方は人それぞれ、
なのでしょう。
僕は幸いにして、まだマスク不要、なので
春の訪れを楽しんでおりますが、

桜色もちらりと見えるボルダーオパールをあしらった
Ｍｅｄｅｌｌｅ～春の訪れ～

『桜もあと何回...』
などと、ふとよぎった中年の春（笑）。

はやいものでワネストへ移転して間もなく
２年になります。見知らぬ土地でゼロから
スタートした『第２章』、本当に学ぶことの
多い日々を過ごさせていただいております。

彼をイメージしてお客様がご自宅の黒椿を届けて下さいました。

『なにか楽しいことがありそう。』
と期待していただけるような空間であれば、
いつも願っております。

Good day!!
Ted