2020年5月4日月曜日

メド。

近くのスーパーへ食材を買い物に行く程度で
ステイホームなGW。
行き交うバスも高架を走る地下鉄も
ほとんど人が乗っていない状態。
ちょっと信じられない景色を
運転手はどう見ているのでしょうね。

スーパーやコンビニなどでも並び方や陳列、
従業員を守る工夫も日々改善を重ねていたり
ファミレスや近所の飲食店でもテイクアウトが
増えるなど、おそらく不安を抱えながらも
今に立ち向かう現場の懸命な努力が
至る所で見受けられます。

それぞれ、厳しい今をなんとか乗り越え、
お互い次へと生かす”経験”となるように、
と、願うばかりです。

灯りの消えた店というのは物理的なこと以上に
”冷たく””寂しく”見えてしまう感じがします。
(店主の思い過ごしかもしれませんが)
なので本当にささやかですがスタッフにお願いして
お花を添えてみました。

”スタッフ共々元気に休業中!!”

そんなメッセージになれば、と思っています。

当然ながらちいさな会社の番頭役の最優先事項は

”お金のこと”(泣)

資料作成など様々やらねばならぬことも、
一応連休前に第1段階は無事クリアー。
優秀な”秘書”が先回りをしてくれるようになり
本当にありがたいです。
しかもこの際だからと、僕が言い訳ばっかりで
諦めていた一歩先へ果敢に進んでいくようで
楽しみです。
こういう非常時はまた、どうせ苦しむなら
大胆に変えてみるという開き直りも必要です。

工場の従業員にもウザめの”はっぱ”をここ1か月は
ずーっとかけ続けてました。(笑)

誰もが出来る
誰でも出来る
誰をもサポート出来る

そうするには何かまだ工夫出来ないか?
あーでもない、こうでもない、
これはちょっといいかも?これは逆効果↓
などなど、とにかく色々試してゆくと
案外現状でも色々工夫の余地があることに気付き
その中から1個ぐらいは1歩に繋がることもあると
信じてあがき続けてみることが現場では大切。
平常時に”危機感”を持て、はなかなか難しいですが
危機の今こそある意味チャンス。
危機の中で自ら歩んだ1歩は従業員にとっても
視野を広げる良い機会になると思っておりました。

連休前の金曜日。
今まで積み重ねてきた様々なエレメントが
ちょうどこの時機で繋がり
長年叶えられなかった大きな一歩へと
辿り着きました。思いがけない快挙です。
ちょっと専門的になりますが今まで携わった人へ
以下は報告です。

"ペーストの粉砕、篩からフレコン充填一貫化成功"

とても気の優しい彼が初めて自ら掴んだ手応えが
表情や言葉に漲っていました。

そしてもう一人、赤道の国からやってきた
目の美しい彼も、

『ウチの仕事はやはり集塵機ですね。』

カネなしコネなし知識なし。
相当な遠回りをした我々。
自分の仕事として一生懸命取り組む中で
導き出してくれたこの言葉へのプロセスを
共有している喜びは
こういう時だからこそより強く、
より頼もしく心に響きました。

過去例のない難しい状況の中で、
一人ひとりが一つひとつ、
自ら考え挑戦し、手ごたえを掴む、
確かな支えとなることを信じています。



3 件のコメント:

  1. おめでとう! 撒いた種が実ってきてるようで 素晴らしいと思いました。

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    1. 兄貴の運動と同じようにかなり根本的なところを変えてゆかなければならず(笑)。上手く言えないけど一生懸命失敗する、本当に恥ずかしい思いをする、そんな経験が足りないようです。

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  2. 僕は失敗多すぎますが(苦笑)

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