余計な営業の電話などもすっかり激減し、
おかげで工場の現場から事務所へ
ダッシュする回数も少なくなりました。(笑)
申し訳ないですがその点、
お互い如何に無駄な時間の多かったことか・・・。
そんな中で久しぶりに電話の鳴る回数が多く、
多方面の方々と現状について意見交換をしました。
トヨタが非常に厳しい今期見通しを示したように
自動車産業はじめ20世紀型工業の多くは
GWを挟んでズドン!!と急ブレーキの様相。
生産現場は単純に人を減らすことは難しいので
週休3日など稼働日数を減らす例が多く
それが受注減に繫がっているように思われますが、
稼働が戻っても需要は戻らないと想定するのが
現実的ではないでしょうか。
元々オリンピックイヤーの今年は転換点になるとの
予測をもとに準備してきたつもりでしたが
事実はより速く、よりドラスティックでした。
急激な需要減とモノ余りでこれからしばらくは
デフレスパイラルとの戦いになりそうです。
(我が工場も20世紀ど真ん中タイプ)
ちいさな店を切り盛りする”同志”。
東京のど真ん中で飲食店を経営していて、
やはり同じく自粛休業中。
なかなか難しい状況かと思われますが
相変わらず元気で明るい声にホッとしました。
落ち着いたらそんな雰囲気に魅了された
ファンが待ちきれずに殺到することでしょう。
(笑)
芍薬って見事ですね。 |
僕よりはるかに忙しいのにいつも僕の都合に合わせ
電話を掛けて下さる取引先とは20時に約束。
待っている間は正直ちょっとドキドキします。
公衆電話のあの頃の感覚、と言えば
昭和の皆様はわかっていただけますか?(笑)
こういう状況でどうなさっているのか?
いつも気になりつつ、敢えて連絡はせずに
存在を意識しながら秘かに自分も負けじと
頑張ってみるものの、いざお話しするといつも
自分の浅さ、至らなさを思い知らされる
僕にとっては義父と並ぶ恐怖の2トップ(笑)。
(ご両人とも優しいので余計凄みがあります)
変化を真っすぐに受け止めるしなやかさと
ブレない軸。
時代のせい、社会のせいと言い訳せず
その環境をも新たな引き出しに変える
努力を怠らない。
今回も営業再開を前に頂いた良き刺激。
準備すべき心を理解するヒントになりました。
"こうすべき"とは一切言わず
"こうしています"
"こうしてみます"
とても優しい言葉で仰ることが
いつも明確で熱が入っている。
大きい背中を追いかけることが出来るのは
本当に有難いことです。
皆様をきちんとお迎え出来るよう
準備を進めてまいりたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿