2020年5月24日日曜日

2トップ。

不要不急のことは避けるように、ということで
余計な営業の電話などもすっかり激減し、
おかげで工場の現場から事務所へ
ダッシュする回数も少なくなりました。(笑)
申し訳ないですがその点、
お互い如何に無駄な時間の多かったことか・・・。

そんな中で久しぶりに電話の鳴る回数が多く、
多方面の方々と現状について意見交換をしました。

トヨタが非常に厳しい今期見通しを示したように
自動車産業はじめ20世紀型工業の多くは
GWを挟んでズドン!!と急ブレーキの様相。
生産現場は単純に人を減らすことは難しいので
週休3日など稼働日数を減らす例が多く
それが受注減に繫がっているように思われますが、
稼働が戻っても需要は戻らないと想定するのが
現実的ではないでしょうか。
元々オリンピックイヤーの今年は転換点になるとの
予測をもとに準備してきたつもりでしたが
事実はより速く、よりドラスティックでした。
急激な需要減とモノ余りでこれからしばらくは
デフレスパイラルとの戦いになりそうです。
(我が工場も20世紀ど真ん中タイプ)

ちいさな店を切り盛りする”同志”。
東京のど真ん中で飲食店を経営していて、
やはり同じく自粛休業中。
なかなか難しい状況かと思われますが
相変わらず元気で明るい声にホッとしました。
落ち着いたらそんな雰囲気に魅了された
ファンが待ちきれずに殺到することでしょう。
(笑)
芍薬って見事ですね。

僕よりはるかに忙しいのにいつも僕の都合に合わせ
電話を掛けて下さる取引先とは20時に約束。
待っている間は正直ちょっとドキドキします。
公衆電話のあの頃の感覚、と言えば
昭和の皆様はわかっていただけますか?(笑)

こういう状況でどうなさっているのか?
いつも気になりつつ、敢えて連絡はせずに
存在を意識しながら秘かに自分も負けじと
頑張ってみるものの、いざお話しするといつも
自分の浅さ、至らなさを思い知らされる
僕にとっては義父と並ぶ恐怖の2トップ(笑)。
(ご両人とも優しいので余計凄みがあります)

変化を真っすぐに受け止めるしなやかさと
ブレない軸。
時代のせい、社会のせいと言い訳せず
その環境をも新たな引き出しに変える
努力を怠らない。


今回も営業再開を前に頂いた良き刺激。
準備すべき心を理解するヒントになりました。
"こうすべき"とは一切言わず
"こうしています"
"こうしてみます"
とても優しい言葉で仰ることが
いつも明確で熱が入っている。
大きい背中を追いかけることが出来るのは
本当に有難いことです。

皆様をきちんとお迎え出来るよう
準備を進めてまいりたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿