2018年9月30日日曜日

天気と。

どこからか金木犀の香り漂い、
中庭で楽しめるワネスト。
9月の締めも台風直撃のようです。
一番好きなこの時期の爽やかさを
今年は雨が多くほとんど味わえてない、
と思い調べてみると...


曇りより雨がもっと多かった実感があります。


こういう不順な天気ですとお客様の心理も
『今』を楽しむ、というより
先へ先へと目が向くようですね。
ショートブーツなど、冬物への関心が今年は
例年より早いような感覚があります。
(ちいさい店の定点観測に過ぎませんが)


当店の仕入れにおける冬物の本格供給は
だいたい10月中頃以降になりそうです。

今日買ったら夜、家で試着して明日必ず使う。


せっかちな?店主としてはそんな楽しみ方も
ひそかにおすすめしたいことではあります。(笑)


日経新聞朝刊最終面、で著名人の人生を追う
『私の履歴書』は色々な示唆に富み面白い。

立志伝中の人物を取り上げておりますが
(現在はすかいらーく創業者)
大きな成功の陰には大抵、それと同じくらいの
プレッシャーや難しい状況に直面している。


数字が苦手であまり好きではない帳簿ですが(苦笑)
誰が考えたのか、複式簿記という仕組みは
よく出来ていると感心します。
貸借対照表、いわゆるバランスシートでは
『資産の部』と『負債の部』の合計金額は
一致する、というのが経理の原則で
数兆円規模の大企業でも僕のような零細企業
でも同じです。
誠実な経営を心掛ける限りにおいては
それでも起こる様々なお金にまつわる出来事は
勘定科目のどれかに反映される仕組みです。
(なかなか厄介です)
タガをはずし、隠そうと思えばボロもでる。
人生にも通ずるところがあり、
複式簿記的な思考は大小ある日々の選択でも
役立つように思います。


大きければ大きいだけ、
小さくても小さいなりの
プラスとマイナスがあるわけです。
余談ですがよく言う『無借金経営』の中には
本当に借入金がゼロの会社と、
借入金があっても全額返せる資産を持つ
実質無借金の会社も含まれます。


大きな危機に自分を信じ、乗り越えたからこそ充実した現在がある友人のお祝いを考えたり、
大きな悲しみに手を差し伸べようとしている
お客様のお話しを伺ったり・・・
店とは有形、無形の(貴乃花世代なので)
良く生きる心の種を頂く場でもあります
茨木のり子さんに叱られないよう
水やりを怠らずにいないと。

Good day!
Ted







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