2015年6月9日火曜日

いつか・・・。

いつか・・・・。

それは思わぬ早い展開となった。

ひと月ほど過ぎて電話があり
一緒に仕事をしてみませんか?と、

ジュエリー専門店ではない、集客、店のスペースなど
自分の状況から考えてやはり到底無理だと思われ、
2度ほどお断りしたと記憶しております。

『今まで取り組んだことのない業態で
新たな挑戦として、これから頑張ろうとしている
僕と、決して無理のないかたちで
一緒にじっくりと進めてゆきたい。』

断る理由も見つけられなくなり、なかば『降参』。
お誘いそのものはとても嬉しいことですし、
チャンスなのにどうして?と、
思われるかもしれませんが
身の丈とあまりに釣り合わないことをするのに
『ビジネスの相手』がある、という怖いものです。

時期も折角だからなるべく早い時期に、
ということで1カ月後にセット。

あまりに急な展開に頭の上に重たいものが
ズシンともたげましたが、
どちらかというと、そんな時は
『やってやろうじゃねえか!!』と思えるのは
とびきりのチビでサッカーをしていた頃と変わらず。
すでに他界しているが、厳しい状況の中
歯を食いしばり4人の息子にバトンをつないだ
両親からいただいた、なによりの財産かもしれません。

具体的なこと、限られた準備期間でまず何をすべきか?
お客様に何を伝えたいか?
と考えた時、自分の中で覚悟を決めることも含め
なにより確認したいことがありました。

『上村さん作品のルーツは何か?』
少しでもその手掛かりを求めるべく、
細かい準備は後に、まず伊勢に車を走らせることにした。



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