餅ベーション。

 毎月20日締めで計算し工場は今日が給料日。


あっ、そうか、もう20日なんだ。

工場の机に積まれた従業員の改善提案書の束が

毎月20日を教えてくれます。(締切日)

提出の報奨金は現金支給としているため

僕の仕事はひと手間増えてしまうのですが、

(もちろん上司は対象外)

小遣いとして従業員が使うのもよし、

あるいは家族へお土産を買って帰るのもよし、

家計に戻すも、あるいはへそくりにまわすのもよし、

自分で頭を使って捻出した資金の裁量権を

最大限有効活用する方法も考える。

理屈っぽく言えば従業員教育の一環でもあり、

今年で3年目となります。

働き方改革法案が中小企業にも適用されるのを前に

会社はもちろん、それ以上に従業員一人ひとりが

意識改革をしないと実は彼らが損をする

というからくりを明らかにした上で、

そうならないような方法を探していた中で出会った、

独創的な未来工業㈱創業者の著書で紹介されていた

"餅ベーション"のアイデアをほぼ丸パクリで発進。

(本は新品を買いました)

ただの真似では芸がなく、比べてちいさな会社なので

インセンティブは未来工業さん以上、

どうせなら思い切って日本一にしてしまえ!!

と、大盤振る舞いをしております。

(たぶん本当に日本一なのでは?)

したたかな人なら上手くやれば毎月ボーナスを得る

そんな可能性も秘めたインセンティブなので

こちらとしては覚悟を決めたところはありますが、

まあ、従業員行きなら良しとしているものの、

さすがはお行儀の良い皆さん。

今のところ“想定内”で、財務的には有り難い。(笑)

でも、真の目的を考えると、

この横並び感覚こそ由々しき事態。

仲間内でも差別化のアピールをするには、

定型文一つも被ってしまった時には変える、

その感覚の先に企業としての差別化があります。

君は何色?

小学生時代のサッカースパイクでは

当時流行っていた”マーカム11"のラインカラーを

なるべく被らない色を必ず選び、

DCブランド隆盛の高校時代はひとりNFL(アメフト)

のトレーナーを兄から貰って着ていたり、

(ブランド品はお金がないのと

チビでサイズが合わなかっただけ…かな?)


ベルカテナ商品ラインナップの原点ここにあり、

と言えそうです。(笑)

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