2021年11月3日水曜日

常磐路

11月。

例年ながら9月以降、時間が加速度を増します。

今年は1月から9月いっぱい、

緊急事態宣言という”重石”が乗ったままの状態で、

ある意味それが日常となり、

言い訳となってしまいますが小さな店としては

大変重く、厳しい状況が続いたため、

12月末締めの数字的なことについて考えると

溜息がつい出てしまいます。

(苦笑)





そんな中、決して立ち止まっていたわけでもなく

コロナ禍の昨年から徐々にテストし、

今年から本格的に?スタートさせた

(あくまで当社的には)

オリジナルブランドaddress_bの一期一会、

(意気込みについてはよければこちらのリンク)

 https://www.blogger.com/blog/post/edit/6646813302155289075/2594530824474573520

1点ものの洋服は、おかげさまで在庫が増やせない

状況が続いております。

”自分が着たい洋服”

を作っているデザイナー”マダム”は

自分用に洋服を確保できない

と嬉しい悲鳴を上げております。

(笑)

以前、洋服の問屋さんに、

”売り上げを100万目指すなら

最低200万の在庫を持つのが常識です。”

と教わりましたが、出来たその日に旅立ってゆく、

時代も変わってきたということですかね。


address_bというブランドは挑戦の旗印でもあり、

新アイテムも素敵なご縁から準備を進めています。

洋服も新アイテムも、作れば作るほど短気な自分には

ちょっとうんざりするほどに課題が出てくるもので、

焦らず、1つひとつ、と言い聞かせつつ、

この過程から”作り手の苦労”を少しでも理解する、

これもaddress_bを通じた個人的なテーマです。

新アイテムはどう評価されるかわかりませんが、

作り手はだいぶ楽しそうなのでワクワクしています。

”はじめに熱ありき”

きっとそれだけではよろしくないのでしょうが・・・。



それでも前進することは自分の気持ち次第ですが、

ミスを認め、受け止め、対処するという

後ろ向きなことも、痛い分だけ次へと繋がる

大切なことと考えております。

自分でも呆れるミスをして反省の旅となった常磐路、

例えば当店のジュエラーたちも作品を生み出す時に

デザインはメンテナンスを逆算し制作します。

我が工場の機械装置も、

”いざ”という時制御出来るか?

想定するのは当然なことです。

”いざ”という時誰の手にも負えず、

壊すことさえ出来ない”お粗末なもの”を

”エコ”と言い換える愚かさ、

人知及ばぬ圧倒的な力を見せつけられる景色の連続は

やはり心に突き刺さるものでした。












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