2021年6月19日土曜日

What can I do for you?

梅雨らしいシトシト雨の土曜日。

竹と雨、個人的には”いとおかし”なワネスト中庭。



SMILEYな商品が入荷しました。



早速PRIMEさんに最近お気に入りの90'sロックを

リクエストし、入替作業にアドレナリンを注入、

ガス欠寸前に無事終了。

ワネストはすっかり静寂の時を迎えておりました。

(次の日は雨のベルカテナあるある)

着替えを取りに自宅へ一瞬寄り、

工場へ”帰る”ともうてっぺん過ぎ。

書類棚に大量の改善提案書が投函されていて

もう20日か、と気付かされる。(苦笑)



完全宿題やっつけ派だった自分。

今更ながら宿題を見る側への意識がもっとあれば、

きっと東大も・・・??と

すっかりドラゴン桜かぶれになっていますが、(笑)

8月31日夏休み最終日の宿題的でもまずは考え、

やってみることから何か見えてくるものがある、

と願い”宿題”の添削を続けて1年半、

漸く少し質に変化が見られ歓迎すると同時に

”ほんとうの意図”を汲んでもらうには

まだまだこちらも手品のレパートリーを増やさねば、

という現実も透けて見えます。

確実に前進している手ごたえは感じる面倒な上司。

(笑)


新しい街では出会いが街の生活に彩りを与えるもの。

若い頃、右も左もわからないカナダでの新生活を

現地でエスコートして下さった紳士。

会話が成り立たない僕にいつも優しく、

ゆっくりと語りかけてくださいました。

ある日、カフェテリアでなにか困っていた大学生に

自ら席を立ち、優しく語りかけた


『What can I do for you ?』


僕にとっては初めて覚えた実践英会話になりますが

その振る舞いが素敵だなぁと思いましたし、

博識な大学教授でもある彼のように

年輪を刻んでゆきたいと憧れを抱きました。


『What can I do for you ?』


この言葉はカナダ滞在中から現在に至るまで、

自分の中で背骨のような役割を果たしてきました。

彼との出会いがカナダ人とのファーストコンタクトで

本当に良かったと思います。

若い”Fワード”友達との交流からという可能性も

あったわけで、偶然なようで僕には相応しい道が

用意されていたのかな?

と思っています。


家族より長い時間を共有するかもしれない

職場の出会いも日常に大きく影響するかと思います。

多国籍メンバーで構成される我が工場。

あるものは日本海を渡り、

またあるものは赤道直下から、

日本の片隅のちいさな工場で出会い、

共に粉だらけになって汗を流すなんて

ほとんど奇跡。誰も想像してなかったでしょう。

せっかくならお互いに出会えてよかったと

心から思える縁にしていってほしい、

そのために上手く仕事を利用してほしい、

そんなことを願っております。

そのためにお互いをよく観察し、そして、


『What can I do for you?』


お互いの呼吸とリズムを合わせることがとても大切な

生産現場でも有効な言葉だと思っています。


お客様にも常に意識はしているつもりですが...??







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