2020年7月8日水曜日

メリー。

”はじめに言葉ありき”

ひとり仕事はとりあえずやってみることから、
誰かと一緒に、誰かにお願いする時には自分なりに
腑に落ちる言葉を探す作業から始めることが多い。
小さな引出しから聖書の1節まで持ち出して
気取っているように思われるかもしれませんが、
だから僕の場合、独り仕事にはやらなくてもよい、
という甘えが出てしまうこともかなり多いという
言い訳に繋げるための前フリです。(笑)

I want to do something.

Let's do it together!!
へ変換するためには言葉探しから如何に
”借り物でない言葉”にまで落とし込めるか?
”腑に落ちる”とはそんな意味になりますが
そのプロセスを経て磨かれた言葉には
(僕の場合はなんとか絞り出したかな)
やはり伝わる何かが宿るものと思っております。
言葉を表明する以上責任も伴いますし
不言実行という強さに憧れもありますが
残念ながら自分に甘~いので”言葉ありき”です。

現在、いくつかI want to doの変換作業を頭に入れ
コーヒーのドリッピングのような状態。
1つは先代も考えていたことへの入り口。
時間を掛けて取り組むべきことではありますが
強豪私立校との対戦が初陣となった試合前の円陣で
”ONE TEAM”となり、見事勝利を収めたように
いいきっかけになるといいいのですが・・・。

久しぶりに会った同級生がきちんと体型を維持する
努力を続けていることにさすがの僕も刺激を受け、
(ありがとう)
娘たちがどうせ続かないとタカをくくっている
父親像をたまには覆してみようかと、
日曜朝に晴耕雨読な緩いテクテク歩き。
いつもの移動はとにかく最短でと慌ただしいので
それとは逆に1つ違う路地を曲がってみたり、
存在すら忘れていた歩道橋を渡ってみたり。

もともと体育会系なのでこういうこともついつい
歩くより走る、走ればより速くとなりがちでしたが
ここまで初期化状態ではさすがにそれは無理と
悟るようになり、初めて気軽になれたことは
ちょっと悪くないかもと思っています。
隣町の我が故郷、団地までテクテク。


我が家のあった最上階、兄貴とカラバット野球で
負けてはいじけ、何本の蛍光灯を割ったか知れぬ
エレベーターホールへ行く。
綺麗な富士山と建物が増えてゆく景色を眺めるのが
好きだった窓からは廃校となった母校が見える。



階段を降りると自分と同い年の建物は亀裂だらけで
”ゴーイングメリー号”のようでなんとも切ない。
商店街では昔の顔が変わらずに働いていて
子供たちの野球の聖地では白髪の永遠の子供たちが
下手投げのソフトボール。
他校とナワバリ争いをしたグラウンドのベンチは
朽ちかけ、一方で木々は大樹となり森のよう。

それだけの時が過ぎた、ということを実感。



2 件のコメント:

  1. 俺も かなり前に子供たちと一緒に行ってみたことがあったけど 朽ち果てていく母校を見るのは かなり感慨深いものがありました。
    ちなみに エレベータホールでの野球は さすがに二歳下の弟に負けるわけにはいかないので 毎日必死でした (爆)でも何度も負けた覚えがあります(^-^)

    返信削除