2018年5月31日木曜日

波。

案外、どんなことにも慣れてしまうものと
ひと冬過ごしたカナダで感じました。
平均-20℃、時々-40℃の中では
0℃は冗談のようですが


『汗ばむ陽気』


Tシャツ1枚でウロウロしてました。(笑)
実際の温度より温度差が体感的には強く
影響するものだ、なんて感心したものです。
ただし、油断すると体も慣れた頃に
実温度の現実に引き戻されますが(笑)。
痩せていると、行く先々で『食べろ、食べろ』
と言われ、寒さに順応した頃にはすっかり
体もふっくら”耐寒仕様”と
なってしまいました。(自説)
パパが失業中のホームステイ先は経済的理由で夜になると暖房が切れます。
すると地下にある僕の部屋は凍てつく寒さ。
朝、顔が痛くまつ毛が凍っていたことも。


数か月で順応してしまう人間の体って凄いと
身を持って経験しました。


元々が長続きしない人間ですので
油断すると悪いスパイラルに陥りがちです。
自分を慣らさないことも努力です。
"そもそも"を考えるのは人に委ねないように。
すぐ人のせいにしてしまうので。


その訓練となった高校サッカー部時代。
問題が起きると、呼び出してもいただけない
顧問の元へ自ら出向き、
こんな時の恩師、いつもの一言


『それで』


の後を必死に自分の言葉で紡いでゆく。
無言の迫力が小手先の言葉を許さない、
覚悟を決め、裸で正面からぶつかってゆく。


ちいさな会社が大波小波にさらわれそうな時、
何度か『その時』の自分を思い出して
気持ちを奮い立たせました。


口を挟まず、表情も変えず耳を傾け、
最後に『わかった』
と受け止めてくれる恩師に出会えたことが
いかに有難いことか、昨今のニュースに触れ
あらためて感じております。
出会いは人生をかなり左右するものです。


”そもそも”のヒントを従業員に与えるべく、
急遽出張に同行させ、恩師の真似ごとをするも
やはり口数多く語ってしまうのが器の違い。(苦笑)
踵を返し、同じような小舟を操る境遇の
やんちゃなサッカー部員代表格


Mr.JIVE(笑)


らと『僕らも少し大人になった』と思える
秘密基地で英気を養い、深夜に帰宅すると
予想通り、チェーンが掛っていての車中泊。
(勿論防犯上大切です)

秘密基地にて

お互いに、これからも押し寄せるであろう
大波小波を肴に美味しい酒を酌み交わせるよう頑張ってゆこう


Good day!!
Ted





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