お彼岸を前に夜明けも早くなってきました。
『幸福書房の四十年
ピカピカの本屋でなくちゃ!』(左右社)
2月末に40年の営業を終えられた幸福書房の
店主、岩楯さんが綴られた文章はとても平易で正直で潔く、ちいさな店を営む後輩として
とても共感し、また示唆に富んでおりました。
本好きであるご主人の膨大な読書量からして
難しい表現も自在に操つることができると
思われますが、文体に続けてこられたことの
深さが沁み込んでいました。
”鉄道ファンのお客様を思い浮かべながら
仕入れをしても、そのお客様に
『いい鉄道の本が出ましたよ』
と声をかけるわけではなく、
書棚でお客様と会話をしている。”
僕もそんな距離感を大切にしております。
その距離感から、商品をご案内する中で
学んだり、新しい発見が出来たりするもので、
ある意味で自分の選択の自由度や瑞々しさを
保つために大切なのではないか?
と考えております。
奥様がご主人へ、や女性にも想定以上にご支持いただく腕時計 |
そのことをご連絡することは絶対にしません。
(たまたまご来店頂いた時は嬉しくてつい
ご紹介してしまうことはあります。)
一生懸命ご案内していると新しい発見もあります。 |
思い出した時にはちょっとワクワクする、
ピカピカのちいさな店でありたい、
多くの方にそんな存在となれたら、
と願っています。
Have a wonderful weekend!!
Ted
0 件のコメント:
コメントを投稿