2024年4月7日日曜日

拠り所。

 「何屋さんですか?」


初めてのお客様から時々質問されます。

先日スタッフが受け、

「服とか、靴とか、カバンとか、ブローチとか、

色々ありますよ~。」


と、五月雨式に応えておりました〜。(笑)

洋服以外は僕がセレクトしておりますので、

彼女にはご面倒をお掛けしております。


お客様がお連れの知人に紹介するベルカテナは

「靴屋さん」←(こちらは多いです)、



「雑貨屋さん」、




「洋服屋さん」なども、



「クッキー屋さん」もありました。



でも、おそらく一番多いのは、

「なんだか色々あって不思議なお店。」

というビミョーな声。

僕自身を押しつけてしまっていますね。(笑)

ちなみに商品構成的には似ていた先代も

同じ質問を受けることも多かったのですが、


『あなたにとって良いものだけを。を、

コンセプトにセレクトしています。』


と、淀みなく応えておりました。

僕はと言えば、

“あなたとあなたの大切な誰かにとっても“

ともう少し守備範囲を広げ(欲深く?)

商品との出会いを探していますので、

「プレゼントに何かいいのないかな?」

と、期待してのご来店には総力戦で応えます。

(笑)


さて、店主の場合、お客様だけでなく書面上でも

業態について回答を求められることも多く、

その回答テンプレートは、


『ジュエリーなどのセレクトショップ』


…スタッフにすら伝わってないですね。(苦笑)

スタッフのせいでは全くなくて、

単純に社長の努力不足。これに尽きます。

そんな僕でも、今まで最も足繁く通った展示会は

ジュエリー関連。

高額なジュエリーがこれほど市場に存在する、

圧倒的物量を目の当たりにし、焦る気持ちや

虚無感に襲われながら、存在意義を探している。

これが率直なところです。

ベルカテナがそうであるように、

卸業者もそれぞれの物語があり、

そのストーリーに沿った得意分野があります。

全て、ではないのですがどうやら僕の場合、

そのストーリーを拠り所とするスタイルが

一番しっくりくるようで、そのために沢山の

“授業料“も支払ってきました。(苦笑)

当店のジュエリーは元々、美しくクオリティの

高い作品を手掛ける工房のフルハンドメイド。

お買い上げになられたお客様には長くご愛用

頂いております。

そこにベルカテナならではのエッセンスを加え、

他にはない+αの楽しみをご提供すべく、

宝石の代表で4月の誕生石でもあるダイヤで

新たな挑戦をしているところです。

もちろん店主としては知りすぎなければ、

なのですが、知りすぎない初々しさや自由度も

面白いのでは?と言い訳もしつつ。









0 件のコメント:

コメントを投稿