早朝の荷捌き。
体の芯まで凍える季節になりました。
風邪を召されているお客様もちらほら。
師走を前に、お互い体調も整えないとですね。
冷えるほど美しい朝を迎えられる、
関東平野のおすすめポイントと思います。
とりわけ週末になると空気の音色も澄み渡り、
鳥の囀りが遠くから近くから聞こえます。
土曜の早朝に仕事をする得?
早起きは三文の得?
といいますか、かなりリフレッシュされます。
そんな時は大抵、サッチモのまねをしながら
♪What a wonderful world~♪
を歌っています(笑)。
再会に恵まれることの多かった今週、
継続の中でしか味わえない豊かなひと時は
小さな店の主として最も大切なものです。
よちよち歩きだったかわいい男の子も
おしゃべりになり来春からは幼稚園。
親御さんにとってはワレモノも多く
ヒヤヒヤでしょうが(笑)、
実は僕にとっては小さな子供たちが楽しめる
空間であることは1つの大切なバロメーターにしていることです。
子供の反応に嘘はないですからね。
大山時代はよく工場の仕事を終えてから
夜中に店へ赴きディスプレイをしていました。
当時お向かいの団子屋さんが夜中の1時頃から仕込みを始めるのに励まされながら
明け方まで仕事をしていました。
『本当に仕事って商い=飽きないなのよね。
同じに見える団子でも毎日様子が違うのよ。』
明け方、仕事の手を休めず奥深い笑顔とともに
語られた言葉にはとても重みがありました。
そのあと頂いたお団子の味はまた格別。
それ以来、お客様には見えない時間、
いわば”裏の時間”にお互い電気を点けて作業をしていることが言葉以上に励みになりました。
表と裏。
裏の充実、あるいは整えることなくして
表を取り繕っても本物の輝きはうまれない。
最近感じていることです。
今まではなんとなく表のことばかり考えていたような気がします。
とりわけ優しいお客様ほど背負われた悲しみも
深かったり....。
昨日最後にいらした宝石に詳しいお客様。
『裏も綺麗ですね。』
こんなときは少し余韻を楽しみつつ...。
Have a wonderful weekend!!
Ted
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