2017年9月23日土曜日

ゼロからイチへ。

『寒くて寝てらんねーよ。』


エンジンを切って待機してくれていた
いかにも優しい茨城弁の運転手と
ついに長袖で早朝荷捌きを終えた
お彼岸の朝。


昨夜は遅くまで残って荷捌きをしてくれた
従業員を従えて(笑)禁断の


”深夜のラーメン”


僕を飛び越えて現状の課題をお互いに
話しているのが実は結構嬉しいです。
あっ、もちろんお会計は上司が。
(福利厚生費にしましょう)
誕生日は現場で乾杯(ノンアルです)


こういう仕事は家族でしか出来ない、と
思っていたので、国籍も超えて一緒に
汗びっしょり、粉まみれで働く彼らの存在。
土曜日の朝にこうしてピコピコしている
事務所の向こうから聞こえる機械の稼働や
フォークリフトのエンジンの音。
各自で設定した”すべきこと”に合わせ
きみちゃんは7時から、たっちゃんは8時と
『勝手に』始動している”音”を事務所で
ふんぞり返って聴いております。(笑)


そんな従業員が駆使している機械たちは


『これは僕がよくミニカーレースをしていた』
とか、
『これもあれも25年前の写真に写ってた』
そんな年代物がゴロゴロ。

ミニカーレースはこれで。

勿論僕としてはそれはそれで誇らしいし
今でも現場に入れば従業員よりも機械の
トラブルを素早く察知する自信はあります。


でも、最近ことあるごとにみんなには
『現状は僕たち家族が作り上げたもので
これが正解とは限らない。与えられた物が
すべてと思わず、いつもどこかでこれが
正解か?と疑うくらいでいい』
と伝えております。
やはり現場で毎日格闘していれば様々な
課題が浮かんでいるはずです。
そこにアプローチをしてゆかなければ
進歩は望めません。


"これはロビーさん考案の機械"


"あの装置の扱いはまっちゃんに聞け"


"工場内の流儀はみんなで考えた・・・"


などと変わってゆくべきであり
その方が健全な姿と思います。


残念ながら僕たちが使ってきた”愛おしい”
機械たちも修理のパーツが1つ、また1つ
無くなってきていることですし・・・。


完全に『みんな色』の現場になるとしたら
僕は現場のお荷物になるのでしょうが(笑)


『ゼロをイチにする仕事を創り上げた』


今でも父の面影とともに思い出す
先代に弔電で頂いた有難いお言葉。


まだまだ道の途中です。


Have a wonderful weekend!!
Ted

0 件のコメント:

コメントを投稿