2024年3月20日水曜日

心の向き。

 お彼岸。

夜明けはまだそんなに早くないのですが

これからどんどん早くなるでしょう。


『もしもピアノが弾けたなら』



ちいさな灯りを1つつけ、きみに聴かせることだろう


本間樺代子さんのミニミニコンサート。

日曜日に足を運んで下さる皆様に支えられ、

素敵な空間を僕自身も楽しませて頂きました。

開催そのものも突然でしたが、

僕のタイトル決定も直前。にもかかわらず、

本間さんは3回の演奏曲を変え、

『もしもピアノが弾けたなら』

もタイトルに合わせご披露下さるなど、

サービス精神旺盛。

お客様も彼女が3/30に主催する演奏会について

さりげなく支援金を置いていって下さいました。

演者、お客様、主催者、それぞれの”心の向き”が

他者へと向いていることで循環が生まれ、

その場の空気が温まる。

ちょうど契約更新の時期で、これまでを振り返る

ようなタイミングの”ベルカテナ第二章”も、

10年目になるようですが、

素敵な皆様に支えられていると本当に有難く、

誇らしくも思います。

先代(母)が4男である僕の成長を待って、

自分の仕事を始めた時は既に50歳で、

生前、時々『あと10年早ければ』と呟くのを、

待たせた張本人としては申し訳なく思い、

ほっておけないというのが末っ子の当時の心境。

そこからの第2章。

まったくのゼロから始めた10年は、

時間的にはもちろん早いのですが、

もっともっと昔からのような不思議な感覚。


ちなみにBelle Katenaという名はその母の造語で

”いつの日か”と、ずっと温めていた

言霊のようなもの。

Belleはラテン語のビューティー。

Katenaはドイツ語の化学用語で『反応・結合』。

美しいものが好きだった母らしく、

美(美学)を通じ

五輪の輪のように繋がり、ゆく、

そんなイメージを抱いていたようです。


『もしもピアノが弾けたなら』


美しい音色に彩られたひと時はBelle Katena

だったよと、(後付け感ありありですが)

お彼岸なので母への報告としましょう。

(笑)

ありがとうございました。








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