2023年10月27日金曜日

セーター。

 朝晩は寒くなってきましたね。

そろそろかな?と思いニットを並べました。

今年で3シーズン目のご紹介となります

The Harley Of Scotland の

スコットランド製シェットランドセーター。

シンプルで軽く、発色もきれいなので、

主役としても、差し色としてもおすすめです。

今季は若干ゆったりめにリサイズされました。




僕は子供の頃から冬の勝負服はセーター。

(あえてニットではなくセーターと呼びたい)

4男坊なので洋服は基本兄のお下がりでしたが、

セーターだけは僕向けに編まれたものが多く、

(チビ過ぎてお下がりも編み直しが必要)

”自分専用”感と、友達のお母さんから

『セーター素敵ね』

と、褒められることが多かったので、

それが嬉しかったのだろうと思います。

お客様も友人に褒められたわと

ご報告にいらっしゃいますものね。

高校3年で最後の1枚として編んでくれた

”クリスマスセーター”は僕のイメージを

デザインしてくれたもので、

30年を経過した今でも引き出しにあり、

若干?小さくなってしまいましたが(笑)、

現役で活躍しています。

ガスストーブの前で手際よくリズミカルに編む

母の姿にはきっと安心を覚え、

僕の足を使ってほどいた毛糸を巻く時間が

お手伝いをしているようで好きでした。

母の生前、セーターの思い出を話すと、


『あの頃はお金がなかったからね』


手編みのセーターは経済的理由が1番と

聞かされました・・・(苦笑)

今のようなファストファッションもない時代、

手間がかかることも多かったことでしょう。

言い換えれば今の時代にこういう思い出は

出来ないのかもしれませんね。

振り返れば子供の頃からオンリーワンというか、

他の人と違うものを求めた傾向があるのは、

基本お下がりという現実からの憧れなのかも?

それが今にも繋がっているように思われます。

ご紹介のシェットランドニットが思い出の一品、

とはならないと思いますが、そのかわりに?

意外とリーズナブルなのでは?と考えますが

どうかな?




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