2018年2月18日日曜日

21.5cm

『今夜は泊ってかないの?』


『ごめん、戻らなきゃ。』


小5の次女と艶っぽい?会話を交わして
定宿のソファーベッドへ。(事務所です)
今朝ベッドを畳む時に指を挟んでしまい
イラッとして挟んだ箇所を見ると


いつもならやや過剰に感じる表記も
なるほど、と妙に納得してしまいました。
1つの商品を作るのにここまで気を配るなんて
あらためてすごいものです。


僕のように痛い思いをして気付かされる前に
字の小さい取扱説明書からポイントを抽出して
わかりやすく御案内することが小売店の
ひとつの役割です。
といって重要事項説明のようではなく
ブランドや作品の魅力をどんな切り口で
表現出来るか?
やはりお客様に合わせ"伝わる"ように、
毎日が挑戦です。


例えば当店の取り扱うMade in Saga、
ティックワールドさんのシューズ。
柔らかい革のなめしによる履き心地の良さ。
独特のカラーリングと製作の最終工程で
表面に施される焦がし加工。
特徴も色々あります。
4Eでもシルエットがきれいな定番もソールを変更し、さらに履き心地アップしました。

取り扱い当初より
『優しい靴』
という印象がありました。

靴を語りだすと止まらなくなる会長さん。
イタリアで出会った山の中腹にある工房に
憧れ、そのイメージを具現化された社屋で
作られる靴はなかなかの個性派揃いです。
僕も実際に現地を訪ね、会長さんの靴作りに
対する熱い情熱のシャワーを浴びながら
行程もご案内いただきました。
突然かなり無理なご相談のために日帰りで
半ば押し掛けた僕に対しお忙しい中
1日アテンドしていただいたり
美味しい地元佐賀ちゃんぽんの店を
ご案内してくれたりとてもオープンな
ご対応と、女性も多く働く現場の雰囲気が
なんとも温かく、商品の持つ優しさの由来が
確かめられました。
今では確信を持って
『やさしい靴です』
と紹介しております。
是非店のフロアを靴だらけにしてお気に入りの1足を一緒に探しましょう。(笑)

さて、切り口。
僕は小さい頃から暇があれば一人で
靴屋やスポーツ用品店をハシゴして
飽きずに靴を眺めていた変わりものです。
各店の子供サイズの商品プライスは
全部把握していたと思います。
ただし残念なことにとびきりのチビで、
欲しい靴は勿論お金もないがサイズも無い。
結構悔しい思いをしていました。(笑)

そんな自分の経験も少しは反映されているのか
当店では21.5cmや24.5cm~で日頃なかなか楽しい靴に巡り会えないと思われるサイズに
関してはやや思い切ったカラーなどを敢えて
ご用意しがちです。(笑)
21.5cmイタリアンパンプス
24.5cm ヴィンテージ感のあるブルーのチャンキーヒール


年末のご挨拶にて、女性の社長さんより
『是非次回は近くに温泉もあるので
ゆっくりお越しください。
お背中は流せませんが😃。』

なんかちょっとイイ関係。(笑)
修理も対応しますので、ご来店の際は
気軽にお試しください。

Good day!!
Ted





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