2017年5月14日日曜日

はたらぐ

うちの女性陣が録画をしている朝ドラ
『べっぴんさん』を初めて鑑賞しました。
娘たちにはおそらく??でしょうが
わずか15分の中で何度も泣きました。(笑)



それぞれが家族を背負いながらの集団就職。
経験された方にはどう映るのでしょうか?



兄貴達と比較して4男坊はお気楽でしたが
常に自転車操業(笑)の父の工場(こうば)は
労働力が母と息子たち。
息子4人を手にしたのは思えば
ギリギリのところで運の強い親父らしい(笑)。



住んでいた東洋一のマンモス団地では
サラリーマン家庭が多く、そんな友達の家が
本当に眩く、羨ましく思っていました。


忘れもしない小5の時、留守番をしていると
”こうば”から電話があり



『これから機械を買いに三田のヤナセまで
行って来てくれ。』



今なら親父の気持ちもわかりますが・・・
当時は生まれてきたとこ間違ったかな?
と思いましたね(笑)。



僕の娘達への数少ない自慢話のひとつが



『オーロラ見たことあるよ~』



父の仕事を手伝ってて良かった!!
と思う出来事の中で見上げた大きなオーロラは
とても印象的でした。

20歳の頃。
カナダで1ヶ月、ジャージー牛の酪農家で
手伝わせていただいた時のこと。
当時まだ日本ではジャージー牛乳はあまり
なかったと思われますが、
馬のような毛色のやや上品な風貌。
毎朝いただく搾りたての牛乳で食べる
コーンフレークのなんとおいしかったこと!!

とはいえ牛は牛。
よく食べ、よく・・・you know?
それはそれは・・・(笑)
食べさせた後に尻尾の方を掃除する時は
気をつけて下さいね。



牛も”くしゃみ”するんですよ。



噴射します(ゴメンナサイ)。



マイナス20℃の朝4時からひたすら掃除、
餌やりを繰り返す毎日。
おまけに日本男子の中でも”ちっちゃい”僕には
外国仕様のスコップやらあらゆる道具が

”デカくて重い!!!”

重~いスコップで外のカチカチに凍った藁を
取りに行く作業の時は"泣きそう"ではなく
本当に泣いてました。(笑)
英語のFワードの使い方を覚えたのも
この時です。(笑)
よくひとりで吠えてましたね。



カナダらしい体験を、などとやや軽い気持ちは
牛舎に入った瞬間の臭い
(おかげで今も鼻が曲がっています)
で、あっという間に吹き飛び、
あまりの辛さに朝、起きるのが怖くて
夜、寝たくない毎日でしたが、
ひとたび現場に入ると働くこと自体は楽しく、
作業も"こうば"の延長線上にあり、
汚れに対する耐性は”こうば”で既に
DNAレベル(笑)でしたので、
全く苦になりません。



『親父の仕事伝ってて良かった~』



心からそう思いました。
人生って繋がっているんだなぁ
と、こうばにもあった粉砕機を動かしながら
初めて気付いた経験でした。
親父には悔しいので言いませんでしたが・・・。



自分の話しを長々すみません。
なにより、語るほどの人生でもないですし。
ブログを通じて自分の気持ちを整えたり
極めて私的な運用をさせていただいてます。
毎回アップするときは『すみませーん』と
思いながら公開をクリックしています😳。



日曜日の朝、6:30に妖怪の目覚ましを
鳴らし続けている次女も大人になって
思い出せる歳になってきました。
いつの日か娘たちが昔の記憶と、
その当時の父親を重ね合わせたとき、
娘がニヤっと出来るなら、
一応親子の関係は保てたのかな、
と思います。

勿論、結構素敵なパパだったじゃん、
と思われるよう頑張りますよ‼️
手書きですと以下のように読めないので
こちらに記録として(笑)。

もう少し備忘録として続けてみたいのですが
お気を悪くなさらないでくださいね。
さあ、起こさないと。😁



Good day!!
Ted

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