窓が開いていて涼しい日曜日の朝、
本当に久しぶりです。
秋物洋服が見たくなーる、見たくなーる、
おまじないをかけておきます。(笑)
土曜日は工場の現場は休みで、
いつもは朝からひとり仕事なのですが、
暑かった昨日は早朝荷捌きが終わった頃に
我が社の少数精鋭部隊が出勤。
平日に動作不良を起こさぬよう、
予防措置として気になっている部品を交換に
きてくれたようで、汗ビッショリになりながら
午後までトンカンと音を響かせていました。
そもそもは6人家族が生きてゆくための生業で、
父がたまたま見つけたものに全員でしがみつき
(苦笑)
気がつけば国内唯一の仕事として生き残り、
案外、時代の流れに沿うようになってきました。
オンリーワンであることは一方で、
直接的な答えを他者からもらえることはなく、
自ら考えなければならないということ。
なので設備の設計、設置、メンテナンス、
すべて自社で行ないます。
従業員は全員中途採用で多国籍。
それまでの背景はそれぞれですが、
ゼロからというスタート地点は一緒で、
わけのわからぬところから粉だらけになり、
灼熱地獄の夏を幾度となく乗り越え、
それぞれが10年選手に近づいてまいりました。
ありがたいことです。
それに比例して高齢化も進む中、(笑)
色々考えさせられますが、
人の成長とは時間と比例する直線グラフではなく
放物線を描くもの、というのが実感です。
おそらくそのグラフは縦軸を成長とすると、
横軸は“時間“ではなく“意識“。
その意識とは、
去年より昨日、今日より明日
(ジュンスカ STARTより)
そんな気持ちなのではないかな?と思います。
急激な放物線を描き、僕を抜き去った者、
放物線の入り口にさしかかった者もいれば、
そういう部屋の存在を知らない者など、様々。
その入口は外から見ると透明だけど分厚い扉。
残念ながら自動ではなく手動で、
自ら重い扉の位置を確かめこじ開けねばならず
でも、その部屋に入れば扉が確かに存在する、
ということに気付く。
その扉を開ける呪文は無くて、
マスターキーは
ごまかさない
素直
自ら考える
これらを持ち合わせたなら、
たとえいくつになってからでも扉は開ける。
これが実感ですが、
その意味では中途半端に自我の強い若い頃より、
色々打ち砕かれ己を知ってからのほうが
扉に気づけるのかな?なんて最近思います。
僕も成長曲線を夢見ながら情熱を繋げてみたり、
もがきながらもその先の景色に期待して、
今の出会いを大切にしてゆきたいものです。
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