2024年9月4日水曜日

点。

 魔女の一撃で這いつくばっていたら、

懇意の施術家より、

『急性腰痛は病気でもなんでもないので

安静にしていてはダメです!!』

と、叱られました。

経験の無い痛みに、つい慎重になりましたが…

最近のTVの天気予報と同じですね。

良い施術家と出会い、それに頼り過ぎて

かえって思考が停止してしまう本末転倒。

(笑)

かなり痛いけど良いクスリとなりました。

(クシャミは恐怖です)

先週駆け込んだジュエリーの展示会。

この業界、価格は駆け引きで、ウソ、ハッタリは

当たり前という、僕の苦手なタイプ。

以前はハッタリのために高いスーツを着て、

それなりのジュエリーを身に着けて…でしたが、

相手は百戦錬磨。筒抜けな自分が痛々しく思え、

最近はいつも通りで会場へ乗り込みます。

相手からすれば明らかに

“買う気配の無いバイヤー“

と見られております。

実際沢山仕入れるわけではないからと、

甘んじていたところ、最近通う老舗の宝石商で

飾らない博学の紳士からお話しを伺いながら

稀少なダイヤを見せてもらい、さあ商談、

となったところで自分の所作があまりに酷く、

駆け引きもなにもあったものではないな、

出直しを決めました。

いつまでも恥ずかしい思いをしてる場合か?

いい歳した自分に腹もたちますが、

いい歳しても恥ずかしく思える状況も、

歩んでいる証拠かな?と言い訳したり。

とりあえず携帯のメモに課題を追加しました。


会場で久しぶりにお会いした作家さん。

作風が似ているなぁ、と思って名刺交換すると

なんとご本人でした。(笑)

あちらも名刺を見てお互いに『アー!!』

前に一度だけ、わずか2点のお付き合いなのに、

きっとこういう時、珍しい苗字と素人な感じは

かえって忘れないのかも??

その時と比べれば僕自身もあれこれ考えていて、

作家さんもあれこれ試している。

その交わる“点“の話しを、なんか面白そうと

気軽に考えてくれるキャリア40年の大先輩。

最後に、

『あっ、そういえば条件は?』僕

『安味さんだからこちらで』作家

『いやー、ありがたいけどそれは…』僕

『正直これなら嬉しい』作家

『もちろんです』僕


波長でパッと決まってしまいました。

こういう関係で出来る仕事、僕は好きです。


簡単なことではないけれど、

ここからなにかを生み出せればいいな、

と思っています。




0 件のコメント:

コメントを投稿