ロダンな。

 冷雨の土曜日から、久しぶりの冬晴れな日曜日。

新規取り扱ブランドの洋服を迎えるための

オーダーハンガーラックが到着しました。

ブルックリンスタイル

主役を引き立たせ、存在感もありイメージ通り。

コーディネーしたり、アイテム分類してみたり、

店主アンタッチャブルゾーンとして、

スタッフに楽しんでもらおうと思っています。

ご案内を始めた洋服はなかなか好評で、

テイストがドンピシャ、

『えいっ!!』と思わず大人買いのお客様や、

別件でご来店、1点しかないコート

（我々イチオシ）と長ーくにらめっこをして、

買わない理由を探すため浮気を試みたものの、

かえってやっぱりとなり、

泣く泣く？お求めになられたり、

何度も来店され悩み続けているお客様も･･･。

”とりあえず買い”の出来ない価格帯というのは

洋服好きな我々もよ～くわかっておりますので、

どの反応もむしろ健全で嬉しいです。

僕もつい先日、お出かけ着が急遽必要になり、

かっこいいジャケットの試着をして価格を見ると

『オーーーッ!!』

（顛末はナイショです）

買わない理由、買うべき理由を一生懸命考え、

天秤に掛けたところです。

（笑）

どこでも買える服を選ばない道に進むと、

洋服もある意味”一期一会”。

その出会いのために買わない日々も実は増え、

結果として総量は減り、

タンスの肥やし率も激減します。

なにより、お気に入りの洋服を着ているという

ウキウキ感は、振る舞いや仕草にも表れます。

そういう間接的な効果もちょっと想像しながら、

店内で”ロダン”な女性が増えることを

楽しみにしています。

考える人。