2023年1月8日日曜日

F0キャンバス。

 仕事始め。

同じ時間に目が覚めるも2度寝を楽しんだ正月。

充電完了、手帳も新調し、”さあ!!”と

気持ちも新たにスタートしました。

毎年目まぐるしく変化し予測不可能な社会情勢。

ちいさい会社は荒波に揉まれ、流されながら、

沈みかけても浮き上がる"浮力"が大切で、

その浮力はやはり従業員一人ひとりのちから、

その総体だと最近つくづく思います。

工場では年末に各グループリーダーが

今年度の目標を掲げる"発表会"を開催。

今更?なのですが(笑)、そこまでの雰囲気作りに

拒絶反応が起きないように一歩一歩、

実に3年を費やしました。

初の試みに向け1ヶ月前に試案を募ってみると、

師匠も走る時期にこれは余計な仕事を増やしたと

こちらが青ざめることに…(苦笑)

でも、まさに乗りかけた船が沈まないためにも

と、赤ペン先生になり、まずは最低限の入り口を

目指すにはどうすべきか?頭を悩ませました。

このブログでも痛いほど感じておりますが

文章は自分自身であり、ごまかせないもの。

集めた全員の文章の中身はバラバラですが、

その根底に共通する違和感は何なのか?

何度も読み返し気付いたのは

"よそよそしい"

ということ。どれもまるで、

"Someone says”で始まる文章になっていて、

今年の入り口はまず

"I think"から始めるようにすることと定め、

各自大体4回の添削を繰り返し、

皆んなが文字通り"絞り出した"ものは、

『JR豪華客車四季島に弊社原料採用を!!』

by 鉄ちゃん従業員

『彼女との時間を増やす』

by 46歳従業員 etc…

正直、一般社会では完全にボツですが(笑)

現在地を理解してもらうためには、

中途半端に体裁を整えられるより、

かえってこれぐらいがいいかな?と思いました。

年明けのミーティング。

『まっさらなキャンバスに描くように』と、

わかりやすくキャンバスを用意したつもりが…

なんと全員キョトン。

えーっ、全員キャンバス知らない!!

というまさかの事態はさすがに想定外。

まさにまっさらなキャンバスのようです。(笑)

僕が全員分用意したのはF0(エフゼロ)サイズで

キャンバス最小サイズ。

伸びしろしかないという前向きなメッセージ、

理解してもらえたかな?

書き初め






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