2022年4月17日日曜日

後の想いに。

 

そういえば先週のイベント中4月11日に、

ベルカテナ第2章(ワネスト移転)

おかげさまで8周目を迎えました。



『また無駄なブログ書いてるの?』


今朝も妻に言われておりますが(苦笑)

このブログも8年目ということになります。


先代(母)の気持ちを汲んで2代目となってみたものの

なかなか方向性を見いだせず、

しかも既に悪戦苦闘中のもう一つの代継ぎとの兼業、

(二刀流と言えるようならかっこいいですが・・・)

自分の能力的にも無謀だとはわかっておりましたが

その時に出会ったのがピカピカのワネスト。

素敵な空間にすっかり魅せられてしまいました。

といって、さすがの僕でもここでゼロから始めるのは

酔狂に他なならないとしっかり理解しておりました。

一方、どうせ苦労するしかない一本道なら、

思い切ってゼロから挑戦してみたいという、

20歳の頃にカナダ行きを決めたアヲハルな?

気持ちが芽生えたのも正直なところ。

このあたりは車の免許もない母が

還暦もとうに過ぎたある日、

遠く離れた浅間山の麓の田んぼのど真ん中に

ポツンと立つ店舗を突如2号店とした無茶苦茶をする

母からの遺伝子レベルの仕業かもしれません。(笑)

もう一つの悪い癖、苦しい時には

『いつか振り返った時にニヤッと笑えるように』

と、現実から先延ばしする特技がありますので

(高校でサッカー部の部長を引き受けた時に

『この代で一緒にサッカー出来て最高だった』

後にみんなに言わせたいと密かな野望を抱いたので

こちらも標準装備だったのか、

毎月の資金繰りに追われるウン十年の中で

身につけたオプションなのかわかりませんが)

結局数日後には自分の中で決めてしまってました。


いつ来ても開いてない店


そんな時代に愛想を尽かさず来てくれたお客様。

その一人が現在当店のカリスマスタッフ。

売りにくいモノを集めてくる面倒な店主のもとで

販売員というよりお客様のよき相談役として、

僕の顔を見ると残念で帰ってしまうお客様も多く、

嬉しくもちょっぴり寂しい店主(笑)。


現在展開しているオリジナルブランド

address_bの1点もの洋服というチャレンジは

彼女の存在なしにはありえませんでした。






工場でも生産管理は製造部長、

経理部門は経理部長が、

それぞれ僕の能力を補って余りあるまで成長し、

支えてくれています。

何でも抱えていたつもりだった以前より、

到底抱えきれない現実にしてしまったことで

一生懸命手放すことから抱え込もうとした経験が

無駄ではなかったと思いますし、

以前よりは謙虚になれたような気がします。

正直、まだ7年?もっと昔のように思われるのは

きっとそれなりに中味の濃い時間だったということ。


"ニヤッと笑う"


どうやらこちらはまだ先になりそうです。(苦笑)

あらためて、引き続きよろしくお願いします。







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