2020年2月2日日曜日

理念。

ようやくこの時期らしい寒さと真っ青な空、
ドアを開けていられないほどの北風。

早くも2月のスタートです。

東京では中学受験の集中日でもある2月1日。
我が家には悲喜交々の折り重なるちょっとした
”記念日”
でもありますので、語らう場を設けるべく
急遽”外野”だった父親企画で夜の街へ。
(当日の夕方に決めました)

土曜の夜なのに驚くほどひっそりとして
いつもは並ぶ洋食屋さんもガラガラ。
寒さとおそらく新型肺炎によるものと思われ、
長引きそうな状況はやはりこれから色々と
影響が出てきそうだと実感しました。
マザーハウスさんカタログより

『途上国から世界に通用するブランドを作る。』

素晴らしい理念を情熱と行動力で実現されている
マザーハウスさん。
ジュエリーも展開されていることをSNSで知り、
(というよりおそらく僕の検索履歴からAI君が
気を回してくれたのでしょうが)
店の前を通りかかったのでメインのバッグよりも
ジュエリーコーナーへ一目散という、
娘たちも敬遠するややおかしな?中年男性。(笑)
ミャンマーの非加熱ルビーを使った新作があり
どんなものか気になっていたもので・・・。

”ミャンマーのルビー”
”非加熱”

数年前なら引っ掛かりもしなかったこのワード。
皆さんには?かもしれませんが
僕にとっては宝石をもっと深く知りたい
もっと様々な角度からお伝えしてみたいと思う
きっかけを与えてくれた一つです。

様々な宝石産地の多くは社会学的見地からも
研究対象となりうるのではないか?と思えるほど
現代の富める国ではなく、いわゆる発展途上国に
集中していて、"神のメッセージ"が隠れている、
などと邪推してしまいます。
その意味でもマザーハウスさんがジュエリーを
扱うことは必然なのかもしれません。
ミャンマーもその一つ。
ルビーやサファイア、翡翠、ペリドットなどの
高品質な宝石王国と言えましょう。
ルビーはモゴックという鉱山が有名で
産出されるルビーは独特の色と美しさは勿論、
強い蛍光性を有するのも特徴です。

ちょうど土曜日の午後、ティーンエイジャーの
お嬢様にお相手してもらい、宝石の楽しみ方を
力説している中でお約束の"ルビーマジック"を
披露し、調子に乗っていたところでしたが(笑)
その夜にまさかの"マジック返し"。
若い女性店員さんから僕と同じ小道具を使って
説明を受けました。
彼女には"このおじさん、食いつきがいい"と
感じられたのでしょうね。冷やかしを詫びたのに
カタログをいただいてしまいました。

勿論規模からして比較にはなりませんが、
ジュエリー専業ではないからこその視点で
魅力を伝える姿勢にとても共感しました。
商品はフェミニンで可愛らしく、
ブランド理念も重なり身に着ける楽しみや喜びも
一層増すことでしょうね。

あのお嬢様も街のどこかで
"ミャンマー"
"非加熱ルビー"
の広告に出会った時に
おじさんのマジックショーを思い出してくれたら
ちいさな店のちいさな一歩と言えましょう。
当店のモゴック非加熱ルビーもチラッ

当店のマジックショーはお客様のリクエストを
待たず、店主のノリで突然始まりますので
お楽しみに!!?







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