2016年4月7日木曜日

まもなく1周年。

昨日、第1水曜日は平井さんの
『布絵教室』でした。
生徒さん達のご提案で
猫空カフェにて平井さんも招かれ
皆様でランチを食べてからの教室。

『生徒さんがにこにこしながら
店に入ってくるのがなにより嬉しい』
と、平井さん。
生徒さんも先生も皆様あたたかいお人柄。
4月後半に新しい生徒さんも参加されますので
宜しくお願いします!!

昨年4月11日よりスタートしたWAnestでの
『ベルカテナ第2章』
まもなく1周年となります。

相変わらず上手くいかないことの連続でした(苦笑)
まだまだ自分の在り方を整えきれず
ご迷惑をお掛けしたことも多々ありました。

大きな失敗。
とても厳しいお言葉をいただきながら
お詫びに伺ったお宅で
本当に優しい励ましのお言葉も頂戴し
感激のあまりお客様の前で
泣いてしまいました。

ご家族の介護に追われる日々。
わずかに空けた数時間の気分転換にと、
ご来店されるお客様。
商品のこだわり、などこちらの都合など関係なく
ただ、楽しい時間であってほしいと願うばかりです。

心を落ち着かせたい時
なんとなく鞄にしのばせる
茨木のり子さんの詩集。

長女の子育て時には
読み聞かせたり、暗唱させたり、
思えば少しは子育てパパもしていたものです。
(次女には...)

久しぶりにページをめくると
いつも気付かせてくれる詩に出会います。
少し長くなりますが引用させていただきます。
もしお時間あればお読みください。

『汲む』

”大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました

そのひとは私の背のびうを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始まるのね 堕ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなくなった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

おとなになってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと....
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです”

週末は初々しく皆様に
真珠を紹介してゆきますよ!!

Good day!!
Ted

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