2024年8月15日木曜日

面舵一杯。

 今夜から台風接近の予報。

ベルカテナは明日までお休みを頂きますが、

工場の予定は早速修正を迫られそうです。


缶ビール1本で撃沈する休日スタイルも

結局夜中に目が覚めてしまうので、

そろそろおしまいにしようかナと考えています。

次女が大学受験なのでノープランな休み。

(ノープランはいつものことでした)

意中の大学でちょうどオープンキャンパス開催

とのことで、休み初日はお盆渋滞の中、

長女部活で大学まで送り1h、そこから

郊外の大学へ次女を迎えに2.5h、

炎天下にいた長女が夜にバイトを入れてる

というので再び迎えに2h、

そこから都内のバイト先まで急ぎの1hと、

ちょっとした旅行気分を味わえました。(笑)

長女はバイト後に友人と飲んで帰宅。

かなりタフになったものです。

部活引退前のリーグ戦を目前に控え、

自分がチームのために今、出来ることを考え、

積極的に取り組んでいる様子に充実ぶりが伺え、

高〜い授業料も回収出来たかな?

と慰めております。(苦笑)

長女の部活送りのみ決定事項なぼくの夏休み。

(運転上手だけは女性陣に認められてます)


次女とは夏休み前に一度、進路について

ゆっくり話し合いをしました。

今の子たちはおそらく、少なくとも僕よりも

”こうあるべき”に対し、いたって真面目。

関心します。

でも、まずは一度、自分自身はどうなのか?

そんなことを悩む時間を持つことは大切かな、

と思い、そんな質問を投げかけてみると、

上手く表現出来ずにこぼれる涙。

あの頃の自分はもっと曖昧でしたが

その状況、よくわかるなあと思いました。

親のマウントを取りたかったわけではなく

少し窮屈に考えている気配が見えた娘を一度

解き放つことが出来ないかな、という親心。

レールから脱線し迷走した我が人生も

後続の気持ちをほぐす薬にでもなればこれ幸い。

もがいてきた甲斐もあります。(笑)


『こんなこというパパって珍しいかも?』


と笑っていたので褒め言葉と受け止めましょう。

こんな時に決まりきったこと言う父親にだけは

ならないよう生きてきたつもりですからね。


ほぐれた心に思いもよらぬ方向から風が吹き、

本人もこれまでの目標を捨てるようで

最初は躊躇ったものの、

自分自身の心に素直に従えば答えは明らかで、


『面舵一杯!!』


を決めたよう。

この辺の大胆さも本来、彼女の持ち味。

僕に似て(笑)遠慮してしまうところがあるので


『今回は遠慮なく椅子を取りに行こうぜ!!』

と久しぶりに体育会系なハッパを掛けると、

力強い答えが返ってきました。

この入口に立てさえすればあとは自分次第。

運や偶然、出会いも全て帆に受けて、

前を見て行ければな、と思います。


振り返ればあの頃の自分は、

覚悟を決めてビリギャルばりに成績を上げ、

見事、意中の大学に合格した兄を見て、

この努力は到底出来ないなと諦め、

じゃあ自分はどうする?

と言えば答えも見いだせず

フラフラしていただけの頃。

そんな弱い人間は自分を防御するのに必死で、

周囲の意見に耳を傾けるなんてことも出来ず

ちっぽけな自分の殻に閉じ籠って

コソコソしていました。

比べるまでもなく今の時期に父親の言葉に

素直に耳を傾けられる娘は数段上。


あの頃の僕を両親はどんな思いで見ていたのか?

お迎えしてじっくり聞いてみたくありますが

(笑)

言いたいことは沢山あっただろうに、

それこそ一切決まりきった言葉も投げかけず

ただ待っていてくれたこと、

それは、親だからこそ難しいとも思われますが、


”お前を信じている”


というメッセージと受け止めていました。

果たして真意は確かめられませんが、

それに救われたことは間違いなく、

そのバトンだけはしっかりと渡したいものです。


独り言のような文章、失礼しました。


                                                                                                                       

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