想い出にかわるまで。

 ワネスト移転10周年イベント第一弾、

『想い出にかわるまで~継~』

おかげさまで充実の3日間でした。

お客様より頂いたたくさんのお花に囲まれながら

四代目として次を担う若者と迎えた記念日。

頂いたお花にもそれぞれストーリーがあり、

母が屋号に込めた想いを知る兄からは

ふさわしいベルカテナ的出来事と、

母の晩年をかすめた三代目栄司さんからも、

僕の行動原理が母に似ていて(笑)

きっと上でクスッとしている、

そんなメッセージを頂きました。


40歳手前で、泥舟の工場が沈まないよう

もがいている中でもう一つの泥舟(笑)、

ベルカテナにイチから乗ってみようと思った時も、

それをさらにゼロの地ワネストへ移転した時も、

客観的には馬鹿げた行動と、さすがの僕でも

重々承知しておりましたし、

そのハードルの高さは自分の能力からして

正直なところムリ、理解はしておりました。

頭では理解していて、やらない理由も数えれば

そのほうがもっともなことが列挙出来るのですが、

案外ココロはシンプルに『やっちゃいなよ』

と言っておりました。(笑)

振り返れば大抵は"やらない"ことより、

"やった"自分を後から大笑いしてしまえ、

という楽観的なのか狂を発するのか?

今まで人生で大きな決断は大抵このやり方で、

結果、膨大な失敗を重ねるという、

痛みを伴うひとりRPGプレイになるわけですが…

(苦笑)

その一歩を踏み出さない人生より、

はるかにその時の自分を笑えますし、

ともに懐かしむ存在も出来たかな、と思います。

今回は間違いなく後の大笑いに加わるでしょうし、

『想い出にかわるまで』

にはそんな願いを込めております。

四代目にとってもそうなればいいですね。



もしそうなれば、僕の先を常に照らしてくださる

三代目への恩返しに少しはなるかな?

『継』はそんなところです。


実はイベント決定からの準備期間中も、

イベント期間中もしくじり先生の僕から四代目に

様々な投げかけを続けておりました。

その都度、頭を抱えていたと伺っております。

期間中も毎日深夜2時まで話しに付き合わされたと

秘書さんからご報告も頂きました。(すみません)


その中で迎えた最終日。

思わぬかたちでとても印象深い、

奇跡的な出来事がうまれ、

その瞬間に居合わせたことを幸せに思います。

このとき、咄嗟に浮かんだのがワンピース、

イワンコフのセリフ、

『奇跡、なめんじゃないよ!!』


彼のここまでの頑張りが引き起こした奇跡は

今後のヒントや在りようも散りばめられた原石。

どのように磨かれてゆくかも楽しみです。


『奇跡は諦めないヤツの頭上にしか降りてこない、

奇跡ナメんじゃないよぉ!!!』by イワンコフ

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